日本語
132 M-5276-658A
図
2
12. RF
通電と流量設定については、表1を参照してください。
表
1:RF
と流量の設定
RF
通電パラメータの推奨値
心房焼灼
心室焼灼
電力範囲
15
W
~
30 W*
31W
~
50 W
温度モニター
<40°C** <40°C**
RF
通電中イリゲーション流量
(mL/
分
) 8ml/
分
15ml/
分
通電時間
30
~
120
秒
60
~
120
秒
*
低い電力では貫壁性焼灼巣を作成できない場合は、
30
ワットを超える電力レベルを
使用できます。
30
ワットを超える電力設定で推奨される流量は
15 ml/
分です。
** RF
ジェネレータに表示された温度は、組織の温度または電極組織表面温度ではあり
ません。
追加推奨事項
:
峡部に依存した粗動焼灼の場合、低い電力では伝導ブロックが達成されない場合にの
み
30
~
50
ワットの電力を使用してもかまいません。
13.
イリゲーションに関する推奨事項
:RF
通電を開始する前に最長
5
秒流量を上げ、通
電停止後
5
秒間までこの高流量を維持します。
30
ワットまでの電力レベルについて
は、
8ml/
分の高流量を使用します。
31
~
50
ワットの電力レベルについては、
15ml/
分
の高流量を使用します。
14. RF
通電は、先端ドーム電極温度が最低
2º C
下がることにより流量の増加が確認さ
れるまで開始しないでください。
15.
手技中はカテーテル先端温度をモニターして、正しくイリゲーションが行われていることを
確認します。注:表示された温度は、組織の温度ではなく電極温度のみを示していま
す。
16. 15
~
20
ワットで処置を開始します。
15
秒後、貫璧性焼灼巣ができるまで必要に応じ
て
5
~
10
ワットずつ増加できます。これは、ユニポーラ心房電位振幅が
80%
未満、
または等振幅および小振幅の重複ポテンシャルの発生により定義されます。カテーテル
が組織に平行の場合、電力が
50
ワットを越えないこと、そしてカテーテルが組織に垂直
の場合は
35
ワットを越えないことが推奨されます。
1
回の
RF
焼灼継続時間が
120
秒を超過しないようにします。
120
秒の通電中は、カテーテルを次の部位に引いて移動
させることができます。同じカテーテルを使って、
RF
電流を同じまたは異なる部位に流す
ことができます。
17.
ジェネレータ
カットオフの場合
(
インピーダンスまたは温度
)
、
RF
電流を再通電する前に
カテーテルを抜去して、先端ドーム電極の凝血塊を清浄しなければなりません。凝血塊
を除去するには、滅菌済み生理食塩液を染み込ませた滅菌済みガーゼ
パッドを使用
して、丁寧に先端部をきれいにふき取り、決して先端ドーム電極を擦ったりねじったりし
ないで下さい。さもないと、先端ドーム電極の接着に損傷を与えて、先端ドーム電極が
緩むことがあります。再挿入する前に、次のようにイリゲーション孔が詰まっていないことを
確認します。
a. 1
または
2 ml
注射器
*
を生理的食塩液で満たし、ストップコックをイリゲーション
チューブの端に取り付けます。
b.
注射器からカテーテルにゆっくりと生理食塩液を注入します。カテーテルの先端から
均一な液体の流れが見えます。
c.
必要に応じてステップ
a
および
b
を繰り返します。
d.
標準的な方法でカテーテルとチューブをフラッシュして、気泡を除去し、イリゲーション
孔が開いていることを確認します。
e.
この段階でカテーテルを患者に挿入することができます。
警告
:
まだ閉塞している場合や、正しく機能していない場合は、使用を取りやめてくだ
さい。
注記
:
液体の流れを見るには、小さい注射器の圧力が適切です。
有害反応
肺塞栓、心筋梗塞、脳梗塞、心臓タンポナーデおよび死亡など、カテーテル
焼灼手技につい
て多数の深刻な有害反応が報告されています。
さらに、下記の合併症がこれまでの研究中に発生したり、文書で報告されていることに注意し
て下さい。
1.
カテーテル法
/
カテーテル手技関連
:
血管からの出血
/
局所の血腫、血栓、動静脈瘻、偽
動脈瘤および血管迷走神経反応、心穿孔、心外膜液
/
タンポナーデ、血栓、空気塞栓
症、不整脈および弁損傷、
気胸および血胸、急性呼吸窮迫症候群
(ARDS)
、鬱血
性心不全、吸引性肺炎、肺炎、喘息発作、低血圧、
ICD
による機能不全、貧血、
血小板減少症、播種性血管内凝固症候群、鼻出血、全身感染症、尿路感染症、鎮
静剤による無呼吸、鎮静剤による虚脱症状を伴う二酸化炭素
滞留および食道瘻。
2. RF
関連
:
胸痛
/
不快感、心室頻脈、一過性脳虚血発作、脳血管障害、完全心ブロ
ック、冠動脈攣縮、冠動脈血栓症、冠動脈切開、心臓血栓塞栓症、心膜炎、心臓せ
ん孔
/
タンポナーデ、心臓弁膜症およびホスホキナーゼ
レベルの上昇。
3.
装置または処置との関連なし
:
尿閉、一時的な四肢の無感覚、パーキンソン病および胃
腸憩室症。
WARNING: This is a controlled proprietary and confidential document. Verify revision is current prior to use.
AVISO: Este es un documento controlado, confidencial, y con derechos reservados. Revisar si es la revision mas actualizada.