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M-5276-658A
131
RF
焼灼
RF
焼灼の場合、カテーテルは
RF
ジェネレータの適切な入力コネクタに接続されている必要
があります。適切な接続のため、
Biosense Webster
社製または互換性のある接続
ケーブル
のみを使用して下さい。電気回路を完成させるには、対極板が
RF
ジェネレータの対極板入
力に接続されている必要があります。
RF
焼灼の前に電気回路のインピーダンスが予想範囲
内であることを確認しておきます。カテーテルを患者に挿入した後、
RF
電力を通電する前の
時点で、
RF
ジェネレータの表示温度が
37
゚
C
を超えていないことを確認します。
RF
ジェネレータの操作
RF
ジェネレータの適切な操作については、該当する
RF
ジェネレータ取扱説明書を参照して
ください。
RF
焼灼適用パラメータは、焼灼部位、各手技における特定の条件、および
RF
ジェネレー
タ制御回路によって異なります。事前に行われた動物および臨床試験のデータに基づいた、
推奨される
RF
適用パラメータは、以下の「使用方法」および表
1
に記載されています。
T
HERMO
C
OOL
®
SF
診断
/
焼灼ディフレクタブルチップカテーテルを使用する際には必ず温度
とインピーダンスの上昇をモニターしてください。
提供方法
•
T
HERMO
C
OOL
®
SF
診断
/
焼灼ディフレクタブルチップカテーテルはパッケージが開封されて
いる、または破損している以外の場合は滅菌済みの状態で提供されます(
EtO
)。
•
現在
T
HERMO
C
OOL
®
SF
診断
/
焼灼ディフレクタブルチップカテーテル
に使用可能なカーブ
には
BB
、
DD
、
FF
、
JJ
、
BD
、
FJ
、
DJ
、
BF
および
DF
があります。
•
追加のカテーテル付属品機器は、個別に提供されます。
保管
T
HERMO
C
OOL
®
SF
診断
/
焼灼ディフレクタブルチップカテーテルは、乾燥した涼しい場所に保
管ししてください。保管温度は
5
~
25
o
(
41
~
77
o
F
)に設定してください。
滅菌
/
使用期限
本カテーテルは、エチレンオキサイドガスにて滅菌されています。製品および包装試験によって、
製品ラベルに記載されている「使用期限」が保証されています。「使用期限」後は使用しない
で下さい。
本機器は包装および滅菌されており単回使用に限ります。再使用、再加工または再滅菌し
ないでください。再使用、再加工または再滅菌すると機器の構造的な完全性が損なわれた
り、機器の故障により患者が怪我をしたり、病気になったり、あるいは死亡することがあります。
また、単回使用の機器を再加工または再滅菌すると別の患者に感染するおそれがあり、これ
に限らず汚染の危険が発生したり、患者が感染したり相互に感染が起こることもあります。ま
た、機器の汚染により患者が怪我をしたり、病気になったり、死亡することもあります。
廃棄・処理
コンポーネントのリサイクル、または製品およびその残存要素や廃棄物の廃棄は地域条例に
基づいておこなってください。
使用方法
これらのシステムを
T
HERMO
C
OOL
®
SF
診断
/
焼灼ディフレクタブルチップカテーテルと連携して
接続および操作するには、イリゲーションポンプ、
RF
ジェネレータおよびイリゲーションチューブ
の取扱説明書を参照してください。
T
HERMO
C
OOL
®
SF
診断
/
焼灼ディフレクタブルチップカ
テーテルを適切な付属品機器に接続するには適切な
Biosense Webster
付属品ケーブル
を使用して下さい。
1.
無菌操作を使用して、カテーテルを包装から取り出し、滅菌作業区域に置いて下さ
い。電極の完全性および全体の状態に関してカテーテルを注意深く検査して下さい。
2.
無菌的に、大きな中心血管へのアクセスを設けます。
3.
シースとカテーテル間の互換性を確認するために、挿入する前にカテーテルをシースに通
してください。
4.
適切な
Biosense Webster
ケーブルを使用して、カテーテルを記録装置および
/
または
RF
ジェネレータに接続します。電気回路を完成させるには、対極板をジェネレータの対
極板入力に接続します。
5.
標準的安全医療手順で、イリゲーションチューブを室温のヘパリン加
(1 u
ヘパリン
/ml)
生理食塩液バッグに接続します。イリゲーションチューブの端にあるストップコックを開き、
できる限りゆっくりとイリゲーションチューブを満たします。エアートラップを取り除き、ストップ
コックを閉めます。
6.
イリゲーションチューブをイリゲーションポンプに装着します。ストップコックを開き、イリゲーシ
ョンポンプの指示に従い、イリゲーションチューブをフラッシュし、チューブの開口部から空気
を排出します。
7.
イリゲーションチューブの端にあるストップコックを
T
HERMO
C
OOL
®
SF
診断
/
焼灼ディフレ
クタブルチップカテーテルのルアーフィッティングに接続します。
8.
標準的な方法でカテーテルとチューブをフラッシュして、気泡を除去し、イリゲーション孔が
開いていることを確認します。
9.
継続的イリゲーションを
2 ml/
分
の流量で開始します。
10.
最低
8F
サイズのシースを使用して、開口部から
T
HERMO
C
OOL
®
SF
診断
/
焼灼カ
テーテルを挿入します。確認しながら、カテーテルを該当領域に進めます。
X
線透視
図および電位図の両方を使って、正しい位置に留置してください。
11.
カテーテルの屈曲:
ロッカー
レバーを使用して、カテーテルの先端を屈曲して下さい(図
1
)。レバーがニュート
ラル位置から引き戻されたとき、先端は回転の方向に対して屈曲します。屈曲の量はレ
バーの回転の量に相関します。レバーが前方へ押される場合、先端は反対方向に屈
曲します。先端をまっすぐにするには、ロッカー
レバーをニュートラルの位置に戻します。
図
1
ハンドルには調整可能な摩擦制御が付いており、オペレータはロッカーレバーと屈曲先
端を「自由な」状態で使用したり、摩擦を
ロッカー
レバーと先端カーブが「ロックされた」
位置になるよう調整できます(図
2
)。このノブはロッカー
レバーの反対側にあります。パッ
ケージから出すと、このノブは「オフ」の状態であり、レバーと屈曲先端は最も自由に動き
ます。摩擦量は、摩擦制御ノブを完全に「オン」の位置まで、時計回り方向に回転させ
るにつれ増大します。「オフ」の位置から時計回りに回転させると、屈曲メカニズム内の摩
擦が増大します。「オン」の位置から反時計回りに回転させると、屈曲メカニズム内の摩
擦が減少します。
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