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5.4.14
通常の機器動作に影響を与えることなく測定している
間(例えば、根管治療時にファイルがより大きな番号
に変更されたとき、別の根管を測定すべきときなど)
は、ファイルクリップをファイルから離し、また接続し直
しても構いません。このような場合は、新しい測定が開
始されたことを機器が自動的に検出、根管の電気接点
と導電性を再確認し、2回のビープ音を鳴らしていま
す。
注意:
Endo-Eze® Find
TM
は自動的に動作します。手動での調整
は必要ありません。Endo-Eze® Find
TM
は、根管の状態の影響を
受けず(乾いていても、濡れていても、血がついてしても、どろど
ろしていても)根尖孔を正確に位置づけられます。根管が非常
に乾燥していたり、過去に閉塞(再治療の場合)していたりする
場合は、導電性のある電気的環境を整えるべく次亜塩素酸ナト
リウム、生理食塩水などの洗浄溶液を使用するとよいでしょう。
5.5 音声フィードバック
Endo-Eze® Find
TM
には、ファイルの進行と並行して動くオーディ
オインジケーターが装備されています。この機能があれば、画面
を見ずに、頂点領域の根管内のファイル進行のモニタリングが
できます。
音量は、音量ボタン
を連続して押すことで4段階:ミュート、
低、通常、高に調整できます。
5.6 自動終了
Endo-Eze® Find
TM
は5分間使用されていなければ自動的に終了
します。電池を長持ちさせるためには、測定が完了したらオン/
オフボタン を押して、機器を終了することをお勧めします。
6. デモモード
内蔵のデモモードは、機器の動作をデモで動かしてみるために
お使いいただけます。
6.1.
機器から測定ケーブルを取り外し、電源をオフにしま
す。
6.2.
デモモードを開始するにはオン/オフボタン
を
約1秒押したままにします。ビープ音が2回鳴って「デ
モ」の表示が画面に表示されます.
6.3.
デモモード中、機器の動作シーケンスは画面に表示さ
れます。動作シミュレーションを一時停止するにはオ
ン/オフボタン
を押してください。もう一度オン/
オフボタン を押すと動作が再開します。
6.4.
デモモードが1回終わっても、作業者が止めるまで自
動的に繰り返されます。
6.5.
デモモードを終了するには、ビープ音が鳴るまでオ
ン/オフ ボタン を約1秒押したままにします。
注意:
デモモード中、測定ケーブルが機器の受け台に挿入されて
いる場合は、Endo- Eze® Find
TM
はデモモードを終了し、通常動
作モードに自動的に切り替わります。
7. メンテナンス、洗浄と消毒
7.1. はじめに
• 本製品には使用者が修理できる部品は含まれていません。
サービスや修理は、訓練を受けたサービス担当者に依頼して
ください。
• 感染性病原体に接触していた可能性があるすべての部分
は、使用後に洗浄する必要があります。
リップクリップ、ファイルクリップとタッチプローブは、初回使用
前および治療のたびに消毒、高圧滅菌器で滅菌してください。次
の項目の説明「消毒と滅菌の手順」に従ってください。
測定ケーブル、機器と受け台は、ティッシュやアルデヒドフリーの
消毒液や洗剤溶液(殺菌および殺真菌)を含ませた柔らかい布
で洗浄する必要があります。
測定ケーブルは高圧滅菌しないでください。
上記で指定された以外の薬剤は、機器、付属品に損傷を与
える可能性があります。
7.2. 消毒と滅菌の手順
#
作業
指示
詳細と注意
1
使用に先立ち使用前に
すること
特にありません。
2
除染/洗浄の準備
特にありません。
3
自動洗浄
付属品は自動洗浄し
ないでください。
4
手動洗浄
消毒液に浸したブラ
シやタオルで付属品
をきれいにしてくだ
さい。
- ごみを確実に除去
するために、ファイ
ルクリップの圧縮
と伸長を数回繰り
返すようにしてくだ
さい。
- 洗浄が終わった
ら、付属品にごみが
残っていないように
してください。
5
消毒
可能であれば、タン
パク質分解酵素が含
まれている消毒液に
付属品を浸しておき
ます。その後、水で完
全に洗い流してくだ
さい。
- 消毒剤の取扱説明
書に従ってください
(濃度、浸漬時間
など)。
-
アルデヒドやフェノ
ール、その他、部品
を損傷する可能性
のある成分を含む
消毒剤を使用しな
いでください。
6
乾燥
特にありません。
7
メンテナンス、点検、付
属品のテスト
特にありません。
8
包装
機器を滅菌袋に包み
ます。
- 長く保管できるよう
に、製造元が示す
袋の有効期限を確
認してください。
- 141°C (286°F)
まで耐性のある包
装を使用してくだ
さい。
9
滅菌
-
卓上もしくは
N
型高圧滅菌器で
10
分間、
135
℃
(
275
°
F
)
-
で蒸気滅菌しま
す。滅菌後、
30
分
間乾かします。
- 高圧滅菌器の製
造元による、メンテ
ナンス方法と作業
手順に従ってくだ
さい。
- このマニュアルで提
供している滅菌パ
ラメーターのみを
使用してください
10 保管
滅菌袋に機器を入
れ、湿気のない清潔
な状態で保管してく
ださい。
包装が 開いていたり
破損していたりする場
合、無菌性は保証され
ません(機器を使用す
る前に包装を確認し
てください)。
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