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5.3. ケーブル接続テスト
Endo-Eze
TM
Find®の機能を確認する必要
があります。ケーブルを確認するために、
接続テスト機能があります。
5.3.1.
機器に測定ケーブルを接続し
ます。ファイルクリップとリップ
クリップに測定ケーブルを接続
します。リップクリップへに接続
するファイルクリップをタッチし
てください。
5.3.2.
正しく接続されたことを示す「
接
続」
アイコン
が画面に
表示されます(図3)。
5.3.3.
記号が表示されない場合は、測定ケーブルまたはファ
イルクリップを交換する必要があります。
5.4. 機器の使い方
効果の保証がないため、ペースメーカーを使用する患者様に
は本製品を使用しないでください。
5.4.1.
歯内治療を開始する前にラバーダムをつけてくださ
い。
5.4.2.
最初のエックス線写真を入手し、治療する根管の解剖
学的な根尖の画像と参照点(すなわち切縁、咬頭の頂
点など)との距離を測定します。一時的な治療用の長
さをとるために、 0.5mm引きます。
5.4.3.
部分的に根管の中身を取り除き、一時的な治療として
貫通させます。
5.4.4.
適切な測定をするために、根管
が完全に乾燥、石灰化していな
いことを確認します。必要に応
じて、根管に電解液(すなわち
次亜塩素酸ナトリウム、生理食
塩水など)を入れます。
5.4.5.
根管の大きさによっては、管内
に# 15のK -ファイル、他の適
切なファイルを挿入します。
5.4.6.
オン/オフボタン
を押し
て、機器の電源を入れてください。最初の画像が表示
されます。
5.4.7.
機器に測定ケーブルを接続し、ケーブルのアイコンが
画面に表示されていることを確認します(図4 )。
5.4.8.
測定ケーブルにリップクリップとファイルクリップ、タッ
チプローブを接続します。
5.4.9.
患者様の唇にリップクリップをつけます。
5.4.10. ファイルへファイルクリップを接続します。Endo-Eze®
Find
TM
は自動的に根管測定が開始されていることを
検出します。接触が良好で根管の導電率が十分であ
れば、小歯の画像内のファイルのアイコンの点滅が停
止し、2回のビープ音の音声信号が鳴ります。
ビープ音がしなければ、測定を停止し、ファイルクリップとフ
ァイル、必要に応じて根管も洗浄してください。そして測定を
再開します。
洗浄溶液、血液や唾液が通り道である虫歯に入らないことを
確認します。測定の前に、必要に応じて虫歯を乾燥させてく
ださい。
5.4.11. 根管内のファイルの移動は、画面上のDOWN(図5)
、UP(図6 )の矢印で表されます。
5.4.12. 時計回りの動きでスムーズに移動するファイルを前
進させ続けます。機器が根尖孔に向かって進んでいく
と、様々な周波数の音声信号を伴う根管画像内のカ
ラーセグメントがファイルの進行状況を示します。測
定値2.0、1.75、1.5、1.25、1.0、0.75、0.5、0.25、0.0(
根尖孔)もしくは「OVER」が、歯のアイコン(図7〜11)
の下に表示されます。
ファイルの不規則な動きが不安定な測定値を招く可能性が
あります。
5.4.13.
根尖孔(0.0)に到達することは根管画像内の赤色部
分(図10)と一定の音声で示されます。歯内定規を使
用して電子的に長さが測られます。その長さから0.5
〜1.0mm引いたのが治療する長さです。
頻繁なビープ音を伴う赤い「OVER」は、ファイル先端が孔を
越えて根尖領域「根尖孔-機器オーバー」に進行していること
を表しています(図11)。
図 4
図 3
図 6
図 5
図 7
図 8
中間ゾーン(青)
頂点ゾーンの開始(青)
根尖孔(赤)
中間頂点ゾーン(緑)
図 9
図10
OVER(赤)
図 11
日本語