17-3
17-3 操作方法
同期記録
1
記録前の設定
それぞれのレコーダにカートリッジを挿入し、それぞれのレコーダおよびチャ
ンネル拡張ユニットに対して、必要な下記の設定を個別に行なってください。
•
チャンネルモード (BCM)
•
入力レンジ (RANGE)
•
入力DCオフセット (OFFSET)
!
注意
•
プリトリガ記録モードでの同期運転には対応していません。背面パネルの
PTRGデジタルスイッチをOFFに設定しておいてください。
•
スレーブ機の時刻はマスター機の値と同一に設定されますので、IRIG-Bタイ
ムコードはマスター機に入力してください。
2
テープ速度の選択
マスター機のSPEEDキーでテープ速度を選択します。スレーブ機のテープ速度
はマスター機の設定に連動します。
!
注意
スレーブ機を操作してもマスター機は連動しません。
3
アドレス設定
同期モードでの記録開始時にはそれぞれのレコーダのテープアドレスが自動的
にゼロリセットされ、以後記録を停止するまでマスター機に同期します。した
がって、双方のテープの対応する位置には同一のアドレスが記録されます。
4
IDナンバー
•
IDナンバーのインクリメントはマスター機のIDキーを押すことにより連動し
ます。
参考
記録する直前のマスター機のIDナンバーとスレーブ機のIDナンバーが異なる
と、同期記録したテープの同期データ同士のIDナンバーが異なってしまいま
す。したがって、同一IDナンバーにするには、両方のテープの先頭から同期記
録をスタートするか、同一IDナンバーの記録部分からスタート (重ね書き) して
ください。