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5) APD OFF/ON
APD (オートパワーダウン) モードをON/OFFするスイッチです。
APDモードとは、バックアップ電源がある場合で優先電源が停電したとき
に、自動的に停止処理をしたのちレコーダの電源をOFFするモードです。
下記の電源接続の場合に有効です。
OFFされる優先電源
バックアップ電源
AC
DCおよびバッテリ (DC優先)
AC
DC
AC
バッテリ
DC
バッテリ
•
APDモードONの場合
―記録中: テープにTOCおよびEODを書き込んで記録を終了したのち電源
OFFとなります。
―記録中以外:STOPモードに入ったのち電源OFFとなります。
再度電源が供給されるとレコーダは自動的に以下の動作に入ります。
―記録中であったとき:IDをインクリメントしてRECモードに入ります。
―記録中以外であったとき:STOPモードに入ります。
参考
APDモードONのとき、レコーダの電源がOFFになっても微小電流が流れて
いますので、長時間この状態のままにしておくとバッテリーは放電してし
まいます。
•
APDモードOFFの場合
優先電源が停電したときにバッテリがバックアップするモードで、その
バッテリが続くかぎりレコーダは動作を続けますが、正常終了しないこと
があります。
6) IRIG ON/OFF
AUXアナログチャンネルにIRIG-Bタイムコード信号を記録するときONにし
ます。それ以外のアナログ信号を入力するときにはOFFにしてください。
7) MST/SLV
同期運転の場合、レコーダをマスターまたはスレーブに設定するときに使いま
す。
8) %/dB
バーメータのスケールを%またはdBに切り換えるときに使います。