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追記録および重ね書き
同期記録の停止後、スレーブ機のテープ位置を変化させ、たとえば下図のよう
にID=010の途中に止めた後、次の同期記録をスタートすると、マスター機は
ID=011の後のEODから、スレーブ機はID=010の途中から記録されることになり
ます。
その結果スレーブ側のID=010の部分は一部削除され、かつ新しく同期記録され
た部分のIDナンバーは、マスター機・スレーブ機それぞれ012と011になりま
す。IDナンバーが異なっていても同期再生は可能ですが、記録はマスター・ス
レーブともEODからスタートすることを推奨します。
ID=011まで記録したマスター機のテープ
ID=011まで記録したスレーブ機のテープ
上記EODから追記録したマスター機のテープ
上記ID=010の途中から記録したスレーブ機のテープ
例 1.
例 2.
ID=010
ID=011
EOD
ID=010
ID=011
EOD
ID=010
ID=011
ID=012
START
T=T
0
STOP
T=T
1
ID=010
ID=011
START
T=T
0
STOP
T=T
1