17-1
17 同期モードの取扱方法
本機は、本体2台をシンクケーブルSCK-10 (別売) で接続し、同期モードとすること
によって同期記録および同期再生が行なえます。
これにより、アナログデータ信号の周波数帯域を変えることなくチャンネル数を2倍
(最大256チャンネル) にしたり、マスター機とスレーブ機とでチャンネルモードを変
えて異なる周波数帯域の信号を同時に記録/再生したり、入力データモードを変えて
アナログとデジタルの異なるフォーマットの信号を同時に記録/再生したりすること
ができます。
17-1 ご使用の前に
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シンクケーブルの接続は、必ず双方のレコーダ本体がPOWER OFFの状態で行なっ
てください。
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電源はそれぞれ別になっています。双方のレコーダ本体およびチャンネル拡張ユ
ニットに所定の電源を供給してください。
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必ず一方のレコーダをマスター機、他方をスレーブ機に設定してください。
設定は背面のデジタルスイッチによって行ないます。
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シンクケーブルで接続されない場合は、背面のデジタルスイッチの設定にかかわ
らず、マスター機として作動します。
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セルフチェックおよびキャリブレーションはマスター機、スレーブ機別々に行なっ
てください。
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同期モードでIRIG-Bタイムコード信号を記録するときは、マスター機のみに信号
を入力してください。スレーブ機には入力しないでください。
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レコーダがシンクケーブルで接続されている場合は、必ずマスター機とスレーブ
機に電源を供給してください。