13
JP
12
JP
車両の到着速度
25km / h(15mph)~
衝撃角
45°~135、後方/前方
3.1.2
ストリートモード:静止した物に衝突した際のプロテクションエンベロープ
Tech-Air® 10システムは、「ストリートモード」でのみ、以下の条件下で「別の車両が静止
しているオートバイに衝突する事故」(図4)において作動することがテストされています:
上記のパラメーターは、ライダーと同乗者の両方に有効です。
図4
50
km/h
45°
45°
3.1.3
ストリートモード:制御不能クラッシュに対するプロテクションエンベロープ
3.2
プロテクションエンベロープ:レースモード
制御不能クラッシュ(ローサイドクラッシュおよびハイサイドクラッシュ)は、他の車両や
障害物との衝突に巻き込まれる場合に限らず、走行中にバイクが転倒した結果として起こる
場合が多くあります。これは、一般に、道路のタイヤグリップが曲がったり、強いブレーキ
をかけることによりコントロールが失われた際に起こります。
「レースモード」では、Tech-Air® 10システムは約60km/h (37mph)以上で10秒以上走行してい
る間のみ、作動します。このように作動する前、またはライダーの速度が10秒以上継続して
その速度を下回った場合は、システムは作動を止めます。
表1にまとめて説明されるように、「レースモード」のプロテクションエンベロープには以下
のものが含まれます。
- 障害物に対するクラッシュ
- ローサイドクラッシュ
- ハイサイドクラッシュ
「レースモード」のプロテクションエンベロープには、ライダーのオートバイが停止してい
る状態で他の車両に衝突された場合は含まれません。
重要!
重要!
図3は、ユーザーの体が障害物に接触する前にTech-Air®10システムが膨張することが
予想されるプロテクションエンベロープの概要を示しています。50km / h(31 mph) を
超える速度または宣言された角度の外では、システムは同様に展開することが予想さ
れますが、プロテクションエンベロープ外では、障害物とユーザーが接触する前にシ
ステムが完全に膨張しない場合があります。
オートバイと車両、、または衝突時の障害物の間の相対速度が25km / h(15 mph)未
満の場合、衝突/衝突時にはシステムは展開できませんが、衝突後にライダーまたは
同乗者がオートバイから急に落ちた際に展開する可能性があります。
表2の条件外では、システムは大抵は最初の衝撃を受けるまでは展開されません
が、ライダーが突然オートバイから落下した場合には、衝撃の角度には依らず
展開することがあります。
制御不能クラッシュ、特にローサイドクラッシュでは、システムは最初の地面
との衝突の前には大抵は展開しませんが、引き続いて滑走が起きた場合に展開
することがあります。
システムが「レースモード」の際は、オートバイの種類によって、起動速度が
異なり、最大で100km/hになります。ユーザーが停止するか、一定の時間以上
100km/h以下で走行した場合は、事故が起きたとしても、システムは作動しませ
ん。
警告!
警告!
警告!