![Atos Medical Provox GuideWire Instructions For Use Manual Download Page 90](http://html.mh-extra.com/html/atos-medical/provox-guidewire/provox-guidewire_instructions-for-use-manual_3004897090.webp)
90
1.5 使用上の注意
Provox GuideWireが患者に適しているかどうか、使用前に必
ず評価してください。 適していない場合は本品を使用しない
でください。
•
ヴォイスプロテーゼを留置または交換する前に、出血の危
険がある血液凝固異常、あるいは抗凝固療法を受けている
患者であるかどうかを
判断すること
。
•
咽頭狭窄が認められるまたは疑われる場合は、GuideWire
を使用する前に咽頭の拡張を
行ってください
。
•
感染の危険を少なくするため、術中は必ず
無菌操作で
行う
こと。
•
ヴォイスプロテーゼのセーフティストラップがGuideWire
に正しく装着されていることを
確認してください
。 適切に装
着されていないと、ヴォイスプロテーゼがGuideWireから
外れて、手技を完了できなくなる恐れがあります。
•
セーフティストラップが切れているまたは破損している場
合は、ヴォイスプロテーゼを装填または再装填
しないでくだ
さい
。
1.6 有害事象およびトラブルシューティングに
関する情報
Provox GuideWireの部品またはProvox Systemの部品の誤
嚥:
Provox GuideWireの部品またはProvox Systemの部品の
偶発的誤嚥が生じる恐れがあります。 他の異物と同様、構成
部品の誤嚥による合併症として、閉塞や感染が生じる恐れが
あります。 直ちに現れる症状には、咳嗽、喘鳴、異常な呼吸
音、呼吸困難、呼吸停止、部分的または不十分な換気、非対
称の胸郭運動があります。 合併症には、肺炎、無気肺、気管
支炎、肺膿瘍、気管支肺瘻、喘息があります。 患者が呼吸で
きる場合は咳をすることで異物が取り除かれることもありま
す。 部分的または完全な気道閉塞の場合は、詰まっている物
を直ちに取り除く必要があります。 誤嚥が疑われる場合は、
飲み込んだ物がある場所を調べ、無鉤の把持鉗子を使用して
内視鏡的に回収してください。
Provox GuideWireの部品またはProvox Systemの部品の脱
落:
Provox GuideWireの部品またはProvox Systemの部品が誤
って脱落する可能性があります。 他の異物と同様、GuideWire
の部品またはProvox Systemの部品の脱落によって生じる症
状は主に、サイズ、位置、閉塞のある場合はその程度、留まっ
ている時間の長さによって異なります。 脱落した構成部品が
食道に留まっている場合は、内視鏡的に取り除くか、短時間
経過観察してもかまいません。 異物が胃に自然に入ることが
あります。 胃に入った異物は通常、腸管に入ります。 腸閉塞
が生じた場合、出血が認められる場合、穿孔が生じた場合、ま
たはその物体が腸管を通過しない場合は、異物の外科的摘出
を考慮しなければなりません。
脱落した物が自然排出されるには4~6日かかります。 脱落
物が便の中にないかどうか観察するように患者に指示してく
ださい。 脱落物が自然排出されない場合、または閉塞の徴候
(発熱、嘔吐、腹痛)が認められる場合は、胃腸科専門医に
相談してください。 本品は無鉤の把持鉗子を使って回収する
ことができます。
Provox GuideWireが咽頭粘膜壁で動かなくなった場合:
Provox GuideWireが咽頭粘膜壁で動かなくなったり、咽頭粘
膜壁によって進入が妨げられることがあります。 軽く圧迫す
ると、Provox GuideWireが先端付近で自然に曲がって、咽頭
の上の方に移動します。 自然に曲がってもうまくいかない場
合は、手技を中止してください。
シャント孔の出血:
Provox GuideWireの使用中にシャント孔の
縁から軽度の出血が生じることがありますが、これはふつう自
然に消退します。 ただし、抗凝固療法を受けている患者は、二
期的シャント孔形成とプロテーゼの留置前に、出血の恐れがな
いかどうか慎重に判断してください。
Unregistered
copy
Summary of Contents for Provox GuideWire
Page 1: ...U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 3: ...3 Fig 1 1 1 1 2 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 5: ...5 3 1 3 2 3 3 3 4 3 5 3 6 Fig 3 Fig 3 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 6: ...6 Fig 4 4 1 4 2 4 3 Fig 4 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 103: ...103 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 104: ...104 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 105: ...105 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 106: ...106 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 107: ...107 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 108: ...108 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 109: ...109 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 110: ...110 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 111: ...111 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 112: ...112 U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 114: ...U n r e g i s t e r e d c o p y ...
Page 115: ...U n r e g i s t e r e d c o p y ...