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• 頭部の向きを変えたり牽引したりして
Aura-i
を最適な
位置にします。
• カフ圧を調整します。 カフ圧は上げたり下げたり両方
試してください(カフ圧が低すぎたり、高すぎたりすると
しっかり密閉されなくなることがあります)。
• カフ周辺にリークが発生した場合は、マスクを抜去し、
麻酔深度が適切であることを確認しながら再挿入して
ください。
AURA-I
を介する挿管
気管チューブの正しいサイズの選択については、表
1
を参
照してください。
気管チューブと
Aura-i
の互換性は、必ず手技の前に確認し
てください。 気管チューブに潤滑剤を塗布し、
Aura-i
の
エアウェイチューブ内で滑らかに動くことを確認します。
挿管手順
軟性内視鏡で直接補助する気管挿管は、十分に潤滑され
た完全にカフを脱気した気管チューブを使用して
Aura-i
か
ら行うことができます。 ナビゲーションマークにより、軟性
内視鏡挿入の深さのガイダンスが得られます。 最初のマー
ク(図
2
8a
)は、気管開口部を視覚化するためにスコー
プの先端を曲げる必要があることを示しています。
2
番目
のマーク(図
2
8b
)は、軟性内視鏡の挿入が深すぎるこ
とを示しています。
Ambu Aura-i
を、気管チューブが外れないように注意しな
がら取り外します。
Aura-i
のコネクタを取り外さないでください。
小児患者用の気管チューブ
Aura-i
は、カフ付きおよびカフなしの気管チューブの両方と
互換性があります。
Aura-i
小児サイズでは、 気管チューブをマスクに通した後
に
Aura-i
を抜去する予定がある場合は、カフなし気管 チュ
ーブを使用する必要があります。
Aura-i
による挿管は、必ず地域のガイドラインに従って実
施してください。
小児患者に使用する軟性内視鏡の種類によっては、最初の
ナビゲーションマークでスコープの先端を右に曲げること
ができない場合があります。 その場合、「
use
」の「
u
」の
文字が視覚化されると、先端部を曲げることができます。
核磁気共鳴画像法
(MR)
Aura-i
は
MR
適合です。
3.8.
抜去手順
抜去は、吸引装置と迅速な気管挿管のための設備が使用
可能な場所で必ず行ってください。
組織の損傷や喉頭痙攣を防ぐため、カフが完全に膨張し
た状態で
Aura-i
を抜去しないでください。
3.9.
廃棄
使用済みの
Ambu Aura-i
は、地域(施設)の手順に従って
安全な方法で廃棄してください。
4.0.
仕様
Ambu Aura-i
は
ISO 11712
麻酔及び呼吸機器 - 喉頭上気
道及びコネクタに適合しています。