![3M Petrifilm 6475 Product Instructions Download Page 93](http://html1.mh-extra.com/html/3m/petrifilm-6475/petrifilm-6475_product-instructions_444045093.webp)
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保証の限定/限定救済策
個々の製品パッケージの限定保証条項に明示されている場合を除き、
3M
は明示または黙示を問わず、商品性または特定
の目的への適合性に関する保証を含むがこれに限定されない、あらゆる種類の保証も負いかねます。
3M
食品衛生部門の
製品に欠陥があった場合、
3M
または取扱販売店で交換あるいは返品処理をいたします。対応は上記のみとさせていただ
きます。製品の欠陥が疑われる場合は、判明した時点から
60
日以内にすみやかに
3M
に通知し、製品を
3M
に返送する必要
があります。返品可否についてはカスタマーサービスにお電話にてご連絡いただくか、お近くの
3M
食品衛生部門までお
問い合わせください。
3M
の保証責任範囲
3M
は、直接的・間接的、特殊、偶発的または必然的を問わず、利益損失を含むがこれに限定されないあらゆる損失に対
しての責任を放棄します。いかなる場合においても、あらゆる法的理論に対しても、
3M
の保証責任範囲は、欠陥と認め
られた製品の購入金額を超えることはありません。
保管
未開封の
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートの包装パウチは、冷蔵または冷凍して(
-20
~
8°C/-4
~
46°F
)保管してください。
使用する際には、開封前に包装パウチを室温に戻してください(
20
~
25°C/< 60% RH
)。未使用の
3M
ペトリフィルム
RYM
プ
レートは包装パウチに戻してください。包装パウチの開口部を折り、粘着テープで封をしてください。湿気を避けるため
に開封した包装パウチは再冷蔵しないでください。再密閉したパウチは、乾燥した冷所(
20
~
25°C/< 60% RH
)で
4
週間保管
することができます。封をした
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートの包装パウチは、(空調管理された施設を除く)検査室
が
25°C
(
77°F
)以上で、相対湿度
60%
以上の場合には、冷凍庫で保管することをお勧めします(下記参照)。
一度開封したプレートを冷凍保存する場合には、密封可能な容器に
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートを入れてください。
冷凍された
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートを使用する場合には、容器を開け、必要な数のプレートを取り出し、残った
プレートを密封可能な容器に入れ、冷凍してください。プレートへの接種前に
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートを室温に
戻してください。
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートの使用期限を過ぎた場合は、使用しないでください。一度開封した包
装パウチを冷凍保存する場合には、自動除霜機能のある冷凍庫には保管しないでください。除霜サイクルにより繰り返し
湿気にさらされると、
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートが損傷する可能性があります。
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートが変色している場合は、使用しないでください。使用期限と製品ロット番号は、
3M
ペト
リフィルム
RYM
プレートの各パッケージに記載されています。なお、ロット番号は、各
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートに
も記載されています。
廃棄
使用済みの
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートには、バイオハザードをもたらすおそれのある微生物が混在している場合が
あります。現行の産業基準に従って廃棄してください。
潜在的なバイオハザードに関する詳細については、「
Biosafety in Microbiological and Biomedical Laboratories, 5
th
edition, Section VIII-B:
Fungal Agents or equivalent
」を参照してください。
使用方法
すべての製品情報に、注意深く従ってください。従わない場合、正確な結果が得られないことがあります。
適切な防護服を着用し、
GLP
(
Good Laboratory Practice
)
1
を遵守してください。
検体の準備
1.
必要に応じて、適切な希釈検体を調製します。
適切な滅菌希釈液をご使用ください。
バターフィールドリン酸緩衝希釈液(
ISO
5541-1
)、緩衝ペプトン水(
ISO
)、
0.1%
ペプトン水、ペプトン塩希釈液、生
理食塩液(
0.85
~
0.90%
)、重亜硫酸塩無添加リージンブロス、滅菌蒸留水などを使用し、
クエン酸塩、重亜硫酸塩ま
たはチオ硫酸塩を含有している緩衝液は、菌の成育を阻害しますので、
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートに使用しない
でください。標準手順にクエン酸緩衝液が指定されている場合は、
0.1%
ペプトン水に変更し、
40
~
45°C
に加温して使用
してください。
具体的な要件については、「妥当性が確認された方法」の項を参照してください。
2.
検体を攪拌またはホモジナイズしてください。
プレートへの接種
1. 3M
ペトリフィルム
RYM
プレートを平らなところに置きます。
2.
上部フィルムを持ち上げ、ピペットを使って検体
1
mL
を下部フィルムの中央部に接種します。
3.
上部フィルムを検体の上にゆっくりと戻します。
4. 3M
ペトリフィルム
RYM
プレート中央に
3M™
ペトリフィルム フラットスプレッダー(
6425
)またはその他のスプレッ
ダーを載せます。スプレッダーの中心部を軽く押し、検体を均等に広げます。ゲル化されるまでに、
3M
ペトリフィル
ム
RYM
プレートの成育域内で広げます。フィルム上でスプレッダーをすべらせないでください。
5. 3M
ペトリフィルム フラットスプレッダーを取り外し、
3M
ペトリフィルム
RYM
プレートをそのまま
1
分以上置いて、
ゲル化させます。
JA