4152UG-1
05/12/2014
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取扱説明書
1. 概要
この車両には、純正リモコンキーまたはキーカードまたは手ぶらキーカー
ドによって制御する不法侵入防止システムが付属しています。
車両を施錠すると、ボネット、ドア、トランクのドア(いわゆる周辺保
護)の操作防止、車内(いわゆる車内空間保護)への侵入防止、バッテリ
ーの取り外し防止、車体吊り上げセンサーが付属した場合は牽引防止が稼
動します。
上記の動作が検知されると警報器が作動します。
警報は、28秒間音が鳴り続けウィンカーライトが点滅してから、5秒間
停止するようになっています。
作動した原因が継続しまたは繰り返された場合、警報が最大10回まで作
動します。
開錠または車両の純正キーをコンタクトに入れると、いつでも警報器を
停止できます。
2. システムを待機状態にするには
(a) 通常待機状態
車両を施錠すると、防止システムは通常待機状態に入ります。施錠直後ウ
ィンカーが2回点滅し、 25秒後から防止システムのすべてのセンサーが作
動するようになります。 警報器のカラ鳴りを避けるためには、窓やハッチ
を閉じておいてください。
注意】 ドアまたはトランクが開いている場合、キーがコンタクトに挿し
ている場合、またはキーカードが挿入され、または手ぶらキーカードが車
内にある場合は、施錠をしても防止システムが待機状態に入りません。
(b) 車内空間保護を解除した待機状態
車内空間保護を解除した待機状態は、窓やハッチを開放したとき、または
ペットなどを車内に置いたとき、または嵐などがある場合、または洗車す
る場合などに有効です。車内空間保護を解除した待機状態にするには、キ
ーをすばやく2回操作してからコンタクトから取り外し、50秒以内に車両
を施錠してください。
短音が3回鳴り、車内空間保護を解除した待機状態が稼動します。
車両に車体吊り上げセンサーがついている場合は、車内空間保護を解除し
た待機状態にしても吊り上げセンサーは解除されません。
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【注意】 車種によって、純正リモコンの施錠ボタンを長押しすると車内空間
保護を解除した待機状態に入ります。
(c) 車体吊り上げセンサーを解除した待機状態
車体吊り上げセンサーの追加保護を解除した待機状態も可能です。
吊り上げセンサーを解除した待機状態にするには、キーをすばやく3回操
作してからコンタクトから取り外し、50秒以内に車両を施錠してくださ
い。 短音が4回鳴り、車内空間保護を解除した待機状態が稼動します。
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(d) 車内空間保護と車体吊り上げセンサーを解除した待機状態
車内空間保護と車体吊り上げセンサーを解除した、すなわち車体周辺保護
のみの待機状態も可能です。
吊り上げセンサーを解除した待機状態にするには、キーをすばやく4回操
作してからコンタクトから取り外し、50秒以内に車両を施錠してくださ
い。 短音5回鳴り、車内空間保護を解除した待機状態が稼動します。
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【注意】 車内空間保護や車体吊り上げセンサーを解除した待機状態は保護
システムを解除するまで作動します。
3. 保護システムの解除
純正リモコンキーなどを使って正規開錠をすると、ウィンカーが1回点滅
し、保護システムは解除されます。
保護システムが稼動している間に警報器が作動した場合は、警報器が4回
短く鳴り、事件があったことを通告します。
4. 緊急解除
バッテリー不足、電磁波の強い場所などにより、リモコン、キーカードま
たは手ぶらキーカードのボタンを押しても保護システムが解除できない場
合は、緊急解除の手順を行ってください。1.車両のドアをキーで開錠し