146
*
第
5.1.1
章に記載された特定の検証済み手順
**
第
5.1.2
章に記載された特定の検証済み手順
5.2.
機能テスト
装置を使用する前に、下記に記載された機能テストを必ず実施してください。
テストは、挿入に先
がけて
Ambu® Aura40
の汚染を最小限に抑えるために、一般的な医療行為にならった方法で実施
すること。
5.2.1.
テスト
1
–
外観検査
Ambu® Aura40
に穿孔、傷、詰まり、緩んだ部分などの損傷がないか、綿密に調べます。
何らかの
形で破損している場合は、
Ambu® Aura40
を使用しないでください。
Ambu® Aura40
の気道コネクタが気道チューブにしっかり取り付けられていることを確認します。
簡単に外れないことを確認してください。
コネクタをひねらないようにしてください。シールが破
損する可能性があります。
パイロットバルーンに損傷がないか慎重に点検し、手動ベントがしっか
り収まっていることを確認します。
5.2.2.
テスト
2
–
膨張/収縮テスト
このテストを実施する前に、手動ベントが閉じていることを確認してください。
Ambu
では、
Ambu®
Aura40
のカフを完全に収縮させることをお勧めしています。
脱気したら、カフにしわやひだがない
かしっかりと確認します。
過膨張のカフを表
7
で示す適切な容量まで膨らませます。
カフが左右
対称で滑らかであることを確認します。
カフ、インフレーションライン、パイロットバルーンに膨ら
みやリークの兆候があってはなりません。
マスクサイズ
#1
#1½
#2
#2½
#3
#4
#5
#6
カフ過膨張容量
6 ml
10 ml
15 ml
21 ml
30 ml
45 ml
60 ml
75 ml
表
7
:
Ambu® Aura40
のカフ過膨張容量テスト
6.
特殊な使用
6.1. Ambu® Aura40
による挿管
Ambu® Aura40
を介した挿管では交換用カテーテルを使用することをお勧めします。
軟性ファイバースコープを
Ambu® Aura40
に使用して気道を観察することができます。
患者び前酸
素化を行い、標準的なモニタリング手順を使用することが重要です
AmbuAura40
を介した光ファイ
バー挿管は交換用カテーテルを使用して行うことができます。
Ambu® Aura40.
が挿入され、交換用カテーテルがファイバースコープ上を通ります。
ファイバースコ
ープは、カリーナが見えるまで挿入され、交換用カテーテルが「送り込まれ」、気管に残されます。
Ambu® Aura40
を外します。
ET
チューブは交換用カテーテルに挿入され、気管に「送り込まれ」ま
す。
交換用カテーテルを取り外します。
6.2. Ambu® Aura40
を使用するブラインド気管挿管
現在、
Ambu® Aura40
を使用したブラインド気管挿管に関して公開されているデータはありませ
ん。
したがって、成功率と有用な技術を検証した臨床的証拠はありません。
そのため、
Ambu®
Aura40
でのブラインド気管挿管はお勧めできません