
Climbing Technology by Aludesign S.p.A. via Torchio 22
24034 Cisano B.sco BG ITALY
www.climbingtechnology.com
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IST51-7W171CT_rev.2 05-21
日本語
このデバイスの使用の手引きは、総合説明と個別手順で構成され、使用の前に
は両方を熟読することが必要です。
警告!
このシートには個別手順のみを記載
しています。
Adv Park I & Y 個別手順。
この特記事項には、以下の製品を石製に使用するために必要な情報が含まれ
ています:アドベンチャーパーク用ランヤード「Adv Park I & Y」。
1)適用例。
本製品は、高所からの落下に対する個人保護具であり、規則 (EU) 2016/425に
準拠しています。
「Adv Park Y」モデルは、継ぎ目のある水平進行、およびジップ
ラインように考案されています。
「Adv Park I」モデルは、ジップラインでの使用
時、プーリーに接続するよう考案されています。
注意
!
これらの製品は垂直登攀
(図
12.2
)ように考案されておらず、ヴィア・フェラータ用のショックアブソーバー
(
EN 958
)としての使用および
EN 354
の安全ランヤードとしての使用は禁止
されています。
警告!
本製品に対しては、定期的な精密点検が義務付けられて
います(総合説明/パラグラフ8)。
2) 通知先機関。
総合説明の凡例を参照してください(パラグラフ9/表D):M1; N1。
3) 部位名称
(図 3)。
A
)コネクションループ。
B)
製品説明シール。
C)
安全ステッチ。
D)
保護カバー。
E)
アーム。
F)
保護カバー取り付けスクリュー。
G)
ねじれ防止シンブル。
H)
エンドル
ープ。
I)
シース。
L)
コア。
注意
!
必要に応じ、シンブルは図
6
のとおり専用交換パー
ツ(パラグラフ
10
参照)と交換することもできます。
3.1 主要材料。総合説明
(パラグラフ2.4) の凡例を参照してください: 7 (ロー
プ); 13 (安全ステッチ)。
4) マーク表示。
キャプションなしの英数字:総合説明(パラグラフ5)の凡例を参照してください。
アスタリスク(*)付き英数字:モデルによって表示されている場合があります。
4.1 一般
(図 3)。 指示: 1; 4; 7; 8; 11; 12; 14; 30) この製品はヴィア・フェラー
タで使用不可であることを示した標識。
4.2 トレーサビリティ
(図 3)。 指示: T2; T8; T9。
5) 点検。
以下に記載された点検だけでなく、総合説明 (パラグラフ3)での指示を遵守し
てください。定期点検時には以下に注意してください:ロープに破損個所がなく
(図5.6)、図5.5÷5.6のように曲げた場合カーブが正常(図5.5)ですべての縫製
部分に破損がないこと(図5.3-5.4)。
注意
!
エンドループの縫製部分を点検する
には、取り付けスクリューを外し、保護カバーを取り外してください(図5.1÷5.3
)。
6
)特記事項
使用中: ランヤードには常にテンションがかかった状態でなければなりません。
使用者の位置は常にアンカリングポイントより下になければなりません。落下
係数は決して0.5を超過してはなりません(図11); 絡まりの危険性に注意してく
ださい(窒息、のど付近の負傷など)。
注意
!
デバイスで使用する結び目が不適
切だと、強度が損なわれる場合があります。
6.1 -
落下時のクリアランス距離(
図13)。落下時のクリアランス距離とは、構造
物、地面または高所から落下した場合は障害物との衝突を回避するために確
保しなければならないアンカーポイント以下の最小高度です。落下時のクリア
ランス距離(F)は、デバイスの長さ(L)に2.2m(B+C)を加えたものです。
注意
!
使
用前、使用中には、デバイス固有の落下時のクリアランス距離を考慮するように
します。
7
)
水平進行。
「Adv Park Y」モデルは、継ぎ目のある水平進行用に使用できます。
7.1 -
設置。
ランヤードのコネクションループを ハーネス EN 12277のビレイル
ープに必ずラークヘッドノットを使用して取り付けます(図9.1÷9.3)。できれば
自動ロック式のツイストロック付きのEN 12275 コネクターをループまたはエ
ンドループ内に設置します。設置後、コネクターの両側を視覚で確認し、ロープ
がループ内を正しく通っているかを確認します(図9.9)。
注意
!
2本目のランヤ
ードや追加装置を設置する場合、これらはハーネスのビレイループに取り付け
られなければならず(図9.5)、先に設置したランヤードのコネクションループに
取り付けてはなりません(図9.6-9.7)。
7.2 -
用途。この欄ヤードは水平進行のみに使用できます
(図8)。使用中: ランヤ
ードは常にテンションがかかった状態で、落下係数は0.5を超過してはなりませ
ん。使用者の位置は必ずアンカリングポイントよりも下になければなりません。
7.3 - 進行。
ワイヤーにコネクターを両方かけ、ワイヤーに沿って滑らせながら水
平方向に進行します(図8.1)。支点まで到達したらコネクターをひとつ外し、次
のワイヤーにかけます。もうひとつのコネクターも同様にします。
(図8.6)
注意
!
決してコネクターを両方同時に取り外さないでください。コネクターをひとつし
かかけていない状態で決して進行しないでください。注意! 使用中は片方のア
ームをハーネスに取り付けないでください(図8.5)。
8) ジップラインでの使用。
Adv Park I および Y、またはAdv Park Yモデルは、図10のとおりジップライン
での進行に使用できます。ハーネスへの取り付けについてはパラグラフ7.1を
参照してください。
注意
!
プーリーまたは他の可動接続器具とエンドループを
接続するには、クイックリンク(EN 12275-Q)または適切な工具でしかあけられ
ないロックスリーブが付いたカラビナのみを使用してください。
9) 記号。
総合説明書 (パラグラフ16)の凡例を参照してください:
F1; F9
。
10) 交換用部品/アクセサリー。
この製品は、以下に指定された交換用部品お
よびアクセサリーとのみ互換性があります: ねじれ防止シンブル* (Ref. No.
6V839); 取り付けスクリュー* (Ref. No. ARIVET08)。
注意!
アスタリスク (*) の
付いている付属品/交換部品は、それだけで使用しても個人用保護具 (PPE)
にはなりません。
注意!
付属品/交換部品を組み付ける前には必ず器具の取
扱説明書をよく読み、内容を十分に理解してから組み付けてください。
注意!
使
用前には、必ず付属品/交換部品が正しく組み付けられていることを確認して
ください。