N8406-040/042とiStorage WB51xA(NF9340-SS025/SS026)、または
iStorage WB65xx(NF9350-SS040/SS041/SS042/SS043/SS044) をカスケード接続する場合
本説明は、本製品をiStorage WB51xA(NF9340-SS025/SS026)に1台接続する場合の説明を記載します。
2台目以降の接続を実施される場合には本作業を繰り返し実施願います。
1
.
iStorage WB51xA(NF9340-SS025/SS026)を Fabric の中心となる Principal スイッチとして固定
設定します。Principal スイッチ設定方法は“付録 装置設定機能”内の Principal Selection
Mode 確認/設定を参照してください。
z
iStorage WB51xA(NF9340-SS025/SS026)を Principal スイッチとすることによ
り SIGMABLADE 収納ユニットの電源 OFF/ON 等による Fabric 中の接続デバイス
の I/O 等への影響を最小限とすることが可能となります。
2
.
カスケードを実施するスイッチの実装位置および接続する SFP+ポートに SFP+モジュールが実
装されていることを確認してください。
SFP+モジュールが未実装である場合は実装してください。
3
.
追加接続する 8G FC スイッチの内部設定を確認します。
ゾーニング設定が実施されていないことを確認します。ゾーニング設定が実施されている場
合は必ず Zone Configuration を無効とし、Zone Configuration を全て削除してください。
Zone Configration を削除した後は“cfgsave“コマンドで Zone Configuration の変更を保
存してください。
z
ゾーン情報の削除の方法に関しては“付録 装置設定機能”内のゾーニング設
定を参照してください。
z
稼働中の 8G FC スイッチと新たに導入される 8G FC スイッチをカスケード接
続する場合、新たに導入される 8G FC スイッチのゾーン情報のみ削除を実施
してください。
z
稼働中のシステムで利用している 8G FC スイッチのゾーン情報を削除した場
合、システム障害やデータ破壊等の原因となります。運用中のシステムにお
いては 8G FC スイッチのゾーン情報は削除しないでください。
z
カスケードを実施することにより稼働中の 8G FC スイッチ内に設定されてい
るゾーン情報がカスケード接続された 8G FC スイッチに伝播し有効となりま
す。
カスケード接続の両端ポートのポートデータレートが、ともに 8Gbps に設定されていること
を確認してください。ポートデータレートの設定方法および注意事項は“付録 装置設定機
能”内のポートデータレート設定変更を参照してください。
カスケード接続の両端ポートの ISL R_RDY Mode が、ともに Enable に設定されていること
を確認してください。ISL R_RDY の設定方法および注意事項は“付録 装置設定機能”内の ISL
R_RDY Mode の設定を参照してください。
4
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追加接続する 8G FC スイッチを“switchdisable”コマンドで無効化してください。
ALE044120T2:admin>
ALE044120T2:admin> switchdisable
ALE044120T2:admin>
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Summary of Contents for SigmaBlade N8406-040(F)
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Page 121: ... AG モード接続例 ブレード収納ユニット4台とiStorage WB3x0A NF9340 SS017 SS018 SS019 2台をAGモードで接続する場合 121 ...
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