トロイリーデザインズの「
TLD
」
STAGE
ヘルメットをご購入いただき、ありがとうございます。地球上、技術的に最も先
進的で軽量フルフェースの自転車用ヘルメットの1つです。
ヘルメットの安全を向上させるのは、ずっとトロイリーデザインズの最優先事項であり、これからもそうです。この
STAGEヘルメットも例外ではありません。STAGEヘルメットには、EPSとEPPを共に成形した最新鋭で特許申請中のイ
ンパクトライナーを使用しています。ライナーでEPSとEPPを合わせてMIPS (多方面衝撃保護システム) 技術を用い、
低中および高速域での衝撃時により良いエネルギー管理を提供します。また、特定の衝撃時にライダーの脳に伝わ
る回転力を軽減できる可能性があります。そうです、トロイリーデザインズとSTAGEヘルメットはライダーの安全に関
する基準をさらに引き上げたのです。
STAGEは週末にスポーツをする人たちからプロに至るまであらゆるライダーから、最も安全で、技術的に最先端であ
り、機能美を備えた軽量フルフェースヘルメットであると認められています。STAGEを選んでいただき、ありがとうご
ざいます。安全に楽しんでください。
投資から最大のものを確実に得るため、またトロイリーデザインズのこの高品質製品を長年にわたってお使いいた
だくため、自転車用ヘルメットをお使いになる前にこのマニュアル全体を注意深くお読みください。安全とヘルメット
の適切な仕様に関する重要な警告、安全情報や指示が含まれています。このマニュアルを捨てないでください。ヘル
メットと共に保管してください。このマニュアルの内容を読んで十分に理解する前にTLD STAGEヘルメットを使うべ
きではありません。
警告
これらの警告すべてに従わなければ重傷や死に至りかねません
TLD STAGE
ヘルメットは自転車用ヘルメットであり、自転車や電気自転車に乗る時に使うものです。電気自転車を除
き、オートバイやモーター付きの乗り物での使用を意図したものではありません。このヘルメットは、米国の消費者製
品安全委員会による、
5
歳以上の人のための自転車用ヘルメットの安全基準、15 USC §6001-6006 (16 CFR PART
1203) に適合しています。 このヘルメットは、サイクリング中にヘッドが障害物に衝突することによる衝撃から保護す
るために設計されており、EU2016/425のEHSRに準拠していることをEN1078:2012 + A1:2012に合格しました。
1. ヘルメットの機能は、事故における頭部損傷リスクを軽減するものです。起こりうるあらゆる衝撃やケガから着用
者を保護するヘルメットはありません。事故においてヘルメットがあなたを保護するか予測することも可能ではあり
ません。衝撃の種類によっては、低速域での事故でも重傷や死に至ることがあります。
2.
どのヘルメットも、ヘルメットの端では、シェルの上部で衝撃が起きた時に比べて同等の衝撃保護を提供できませ
ん。
3.
このヘルメットは、覆われていない頭部を保護しません。このヘルメットの目的は、頭部損傷リスクを最小化するも
のです。このヘルメットは首や脊椎をケガから守るように設計されていません。激しい震えなど、衝撃によらない頭部
損傷からは保護しません。
4.
最大限の頭部保護のためには、ヘルメットのサイズが合っていて保持システム
(
ストラップ
)
があごの下でしっかり
締められていなければなりません。サイズが合っていなかったりヘルメットがしっかり締められていなかったりすると
危険です。事故でヘルメットが外れたり不適切な位置にずれたりして頭部や頚部の重傷または死に至るからです。ヘ
ルメットをきちんと締めていても頭からヘルメットが外れてケガや死に至る事故もあります。
5.
子どもがヘルメットに絡まって首が絞まったり吊られたりするリスクを伴う、よじ登りや他の活動の際は、子どもは
このヘルメットを使うべきではありません。ヘルメットはおもちゃではありません。小さい子どもがヘルメットで遊ば
ないようにしてください。うっかり壊してしまったりケガをしたりする場合があります。ストラップの留め具で窒息する
可能性もあります。
6.
乗車中に保持システムを調節しないでください。
7.
ヘルメットを溶剤や他の化学物質にさらしたり、塗料や染料を塗ったり、デカールやステッカー、テープを貼ったり
しないでください。修理できない程にヘルメットが損傷し、保護能力が低下し、事故でのケガや死の可能性が増加す
るからです。
8.
ヘルメットを車内で日光にさらしたり、熱源に近づけたり、摂氏
54
度以上の温度下に放置したりしないでください。
修理できない程にヘルメットが損傷し、保護能力が低下し、事故でのケガや死の可能性が増加するからです。
9.
あらゆる製品と同様に、ヘルメットは使用やメンテナンスの程度に応じて時経つうちに劣化します。毎回お使いに
なる前に、損傷がないかヘルメットを確認してください。損傷したヘルメットは使わないでください。トロイリーデザ
インズは購入後
3
年経ったヘルメットを引退させることをおすすめします。損傷や不具合が見られなくてもそうしてく
ださい。酷使したり頻繁に使ったりするとこの期間は短くなります。ほとんど使わなくても、ヘルメットは汗の酸や脂、
ヘアケア製品、汚染、紫外線にさらされること、腐食性の土や泥、放り投げられることなどにより影響を受けます。お使
いのヘルメットがぴったり合わなくなってきたり損傷したりするなら、取り替えてください。
10.
ヘルメットは
1
回の衝撃を吸収するよう設計されています。ヘルメットが衝撃に
1
回巻き込まれたら、粉砕
するか取り替えてください。ヘルメットは衝撃の局部的な力をヘルメットのより広い領域に広げるよう設計されてい
ます。お使いのヘルメットが損傷していないように見えても、
1
回の衝撃を経ると有用寿命は終わっていますし、事故
で保護を提供することはできません。十分な衝撃でヘルメットの衝撃吸収ライナー
(EPS
あるいは「発泡スチロール」
)
は圧縮されます。これが起こると、ヘルメットには更に衝撃を吸収する能力がなく、頭部を保護できません。ご不明な
点があれば、例えば、もしヘルメットを落としたり何かがヘルメットにぶつかったりして衝撃でヘルメットが損傷した
かどうか不明であれば、再びヘルメットをお使いになる前にトロイリーデザインズにご連絡ください。衝撃後の、内部
にある
EPS
ライナーへの見えにくい損傷を図解で説明しています。
11.
ヘルメットを改造しないでください。穴を開けたりシェルや衝撃吸収ライナーを切ったりするのはとても危険です
。改造によってヘルメットが大いに弱くなる場合があります。保持システムを改造するとヘルメットは弱くなり、事故で
は無用になる可能性があります。マウスガードやゴムのフェースリムなどの部品を取り除くことは端をさらし、事故で
ケガの原因になる場合があります。決してヘルメットの外側にやすりをかけたり塗料を塗ったりしてはなりません。バ
イザーやネジ、パッドや他のパーツを取り替える際は、常にトロイリーデザインズ認定パーツをお使いください。弱く
なったヘルメットは頭部の保護ができない可能性があります。
12.
いつもお使いの前に、ヘルメットを確認してください。バイザーネジを確認して、必要であれば締めてください。ひ
びがないかヘルメットを確認してください。ひびや損傷を確認したなら、すぐに使用を中止してください。プラスチッ
ク部品はご購入から
5
年経たないうちに劣化が始まる場合があります。部品のどこかに劣化を見つけたなら、その部
品を交換するか新しいヘルメットを手に入れてください。乗車中に部品が緩くなったり落下したりすると視界を妨げ
重傷や死に至りかねません。保持システムの安全性を確認し、コンフォートライナーとチークパッドが外れていない
ことをいつも確かめてください。
13.
中古のヘルメットやヘルメットの中古部品を買わないでください。お持ち
のヘルメットを売らないでください。
14.
ヘルメットと頭部の間に何かを挟まないでください。
15.
お持ちのヘルメットを他の人が使うことのないようにしてください。他の人
のヘルメットを使わないでください。
16.
ヘルメットを装着すると聞こえが悪くなる場合があります。周りにご注意く
ださい。
17.
責任を持って乗車してください。ヘルメットを装着しているからと無茶をし
てはいけません。
18.
ヘルメットをつるしたり掛けたりしないでください。ヘルメットが損傷してヘルメットの保護の効果性が減少しか
ねません。
19.
硬い表面にヘルメットを落とさないでください。そうするとヘルメットが取り返しの付かない程損傷する可能性
があります。ヘルメットが損傷したか不明であれば、トロイリーデザインズにご連絡ください。
20.
トロイリーデザインズの販売でない固い物品をヘルメットの内側や外側に取り付けないでください。そうすると、
ヘルメットにかかる力が増したり物品が押し出されたりして、ヘルメットが弱くなったり事故でケガをしたりすること
があります。
ヘルメットのサイズを測定する
頭のサイズを測ってください。眉毛の上1インチ(25mm) で巻き尺を水平に頭に巻いて耳の上端に着くように最大値
を測定してください。下記のサイズチャートを用い、ご自分の頭のサイズに最も近いヘルメットを選んでください。 “
M/L” ヘルメットは、頭のサイズが (帽子では) 71/8 から 7 3/8、 (cmでは) 57-59、(インチでは) 22 3/8 - 23 1/4になり
ます。このチャートは頭やヘルメットのサイズを見極めるための参考用であり、ヘルメットを実際にかぶってみて下
記の手順を踏むことに取って代わるものではありません。
ヘルメットをかぶってみる
あご紐をしっかり持ってヘルメットの開口部を広げるべく、ストラップを外に向かって広げてからヘルメットを頭にか
ぶせます。あご紐のカバーではなく、あご紐のみを引いてください。カバーを引くと裂ける場合があります。ヘルメット
がぴったりでなければ、大き過ぎることになります。かぶりにくいと感じても、できるだけ小さいヘルメットをお使いく
ださい。ぴったり合うと感じるはずです。 ヘルメットは、それがうまくいけば保護することができ、あなたは異なるサ
イズで試して、あなたの頭の上で安全で快適な感じのサイズを選択する必要があります。
JA
シェル
コ
ンフ
ォー
トラ
イナ
ー
EPS
EPS
衝撃
隙間
!
6. JAPANESE - JA