Otto Bock 3R60-PRO HD, Инструкция по эксплуатации

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2.3 使用環境
注意！
本製品ならびに他のモジュラーパーツを、真水、海水、酸、 その他の液体など金属が腐食を
起こすような環境にさらさないでください。 このような環境での使用に対し、弊社は製品保
証の責任を負いかねます。
装着者にもこのことを知らせてください。
以下の環境で使用可能です
使用温度範囲: -10 ° C to +60 ° C
許容可能な相対湿度 0 % から 90 %、結露の無い状態
以下の環境での使用は危険です
機械振動や衝撃を受ける場合
汗、尿、淡水、食塩水、酸などと接触する場合
埃、砂、高吸湿性の粒子(タルカムパウダーなど)が侵入する場合
2.4 構造と機能 (図2～4)
3R60-PROは立脚相および遊脚相において優れた安定性を持った膝継手ですので、装着者に大きな
安心と快適な歩行をもたらします。
膝継手上部と下部は前後のリンケージバーで連結され、多軸構造となっています。
ピボッティングマウン
ト (図2, A)は、膝継手下部の後方リンケージバー(EBS機構PRO(図2、B)の衝撃吸収部品も連結します。
継手上部は、踵接地時に下前方軸を中心に回転します （図4、D）。 ピボッティングマウントが回転する
際にEBSPRO機構が圧縮されます(図3b、 および4E)。 ピボッティングマウントにより、EBSPRO機構の動
作確認をすることができます。EBSPRO機構の抵抗は装着者の体重と活動レベルに応じて設定するこ
とができます(4.3.2.2参照)
この膝継手の多軸機構は、
すべり転がり運動をします。瞬間回転中心の位置が屈曲位置に伴い変化
します(図4、F)。
EBSPRO機構は、人間工学的にバランスのとれた歩容（EBS)を生むユニークな機構です。特殊な油圧
により生まれる抵抗により、通常の遊脚相の屈曲開始前に、踵接地と同時に立脚相において最大15°
まで屈曲（バウンシング）
します。 この機構は、画期的なクッション作用により、歩行の速度にかかわら
ず、立脚相の屈曲を最適に制御できます。 ゆっくり歩く場合、EBSPRO機構では、踵接地した際にさら
に大きく膝を屈曲することができます。 その多軸運動と連動し、継手が最適な安定性と快適性を提
供します。歩行速度が早い場合には、立脚における屈曲がさらに制限されるため、 ダイナミックでエネ
ルギー効率の良い方法で歩くことができます。以上の機能により、 いかなる歩行速度であっても、義足
歩行はより快適で自然になります。
さらなるの利点としては、従来にない大きな膝屈曲角度があります。 この膝継手には、 ストップバンパ
ーが装備されていませんが、技術的には最大175° の屈曲角度が可能です。実際にどれだけの最大屈
曲角度が得られるかどうかは、組合わせるソケットコネクター、 ソケット形状、 フォームカバーなどにより
限定されます。
前後のリンケージバーの間に取り付けられた油圧機構が遊脚相を制御します。過剰な踵の跳ね上が
りを防ぎ、 ターミナルインパクトを和らげます。油圧機構の屈曲・伸展抵抗は、別々に調整可すること
ができます。