JUKI PLC-1710, Инструкция по эксплуатации

Страница: 116 / 124

–
75
–
30. 縫いにおける現象と原因・対策
現象 原因 対策
1. 糸切れ ( 糸がほつれ、
またはすり切れる）
（布裏に上糸が 2 〜 3
cm 残っている）
1
糸道、針先、釜剣先、針板の中釜止
め溝にきずがある。
™
釜剣先のきずは、細目の紙やすりで研ぐ。
針板の中釜止め溝はバフで仕上げる。
2
上糸張力が強い。
™
上糸張力を弱くする。
3
中釜案内のすき間が大きい。
™
すき間を小さくする。
「23. 中釜案内の調整」参照。
4
針と釜剣先が当たる。
™
「21. 針と釜の関係」参照。
5
釜部の油量が少ない。
™
適正油量にする。「9. 給油」参照。
6
上糸張力が弱い。
™
上糸張力を強くする。
7
糸取りばねが強く、動き量が小さい。
™
糸取りばねを弱く、動き量を大きくする。
8
針と釜のタイミングが早い。または
遅い。
™
「21. 針と釜の関係」参照。
2. 目飛び
1
針と釜のタイミングが早い。または
遅い。
™
「21. 針と釜の関係」参照。
2
押え圧が弱い。
™
押え調節ねじを締める。
3
針穴上端と釜剣先のすき間が合って
いない。
™
「21. 針と釜の関係」参照。
4
釜針受けがきいていない。
™
「22. 釜針受けの調節」参照。
5
針の選択不良。
™
1 ランク太番手の針に交換する。
6
上糸のよりが戻っている。
™
上糸を針に巻き付ける。
3. 糸締まり不良
1
中釜の糸調子ばねに下糸が入ってい
ない。
™
下糸の糸通しを正しくする。
2
糸道仕上げが悪い。
™
目の細かい紙やすりで研ぐ。またはバフ
で仕上げる。
3
ボビンの滑りが悪い。
™
ボビンの交換、または釜の交換。
4
中釜案内のすき間が大きい。
™
「23. 中釜案内の調整」参照。
5
下糸張力が弱い。
™
下糸張力を強くする。
6
下糸の巻き方が強い。
™
下糸巻きの張力を弱くする。
7
給油不足
™
釜給油する。
( 太糸使用の場合は、ボビン交換ごとの釜
給油をお勧めします。)
4. 送り歯に糸が引っか
かる。
1
糸取りばねのストロークが小さい。
™
糸取りばねのストロークを大きくする。
2
糸取りばねの張力が弱い。
™
糸取りばねの張力を強くする。
5. 切断と同時に針から
糸が抜ける。
1
第一糸調子の張力が強い。
™
第一糸調子の張力を弱くする。
6. 縫い始めに針から糸
が抜ける。
1
第一糸調子の張力が強い。
™
第一糸調子の張力を弱くする。
2
クランプばねの形状が悪い。
™
クランプばねを交換。または修正する。
3
下糸張力が弱い。
™
下糸張力を強くする。
7. 糸切りの切れ味不良
1
動メス、固定メスの刃部が合ってい
ない。
™
「24. 固定メスの位置・メス圧の調整」参
照。
2
刃部がつぶれている。
™
動メス、固定メスを交換。または修正する。
3
下糸張力が弱い。
™
下糸張力を強くする。
8. 切断されずに糸が
残っている。（縫い目
長さが小さい時の下
糸糸切れ不良）
1
動メスの初期位置の寸法が合ってい
ない。
™
サービスマニュアルを参照。
2
下糸張力が弱い。
™
下糸張力を強くする。
9. 糸切り後の縫い始め
で糸切れする。
1
上糸が釜から抜けない。
™
上糸残り量を少なくする。
「17. 糸調子」参照。