Fantic INTEGRA 150 TRAIL, User And Maintenance Handbook

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Ed. 1 - 07/2019
EN_29
清 掃 及 び お 手 入 れ
1.
清掃及び手入れ
メンテナンス、若しくは清掃時には
必ずバッテリーパックを取り外して
ください
(
図
“53“)
。
清掃や手入れを丁寧に行わな
いことは、自転車を危険な状況
に置き、結果として転倒や事故
につながりかねません。丁寧に
自転車を手入れすることは、よ
り長く自転車に親しんでいただく
ことにもつながります
(
図
“55“)
。
2.
定期メインテナンスプログラム
-
以下で説明する作業を行うことで、お客さまの
自転車並びにその部品などの機能を正確に、
かつ安全に保っていただけます。
•
自転車の使用後は、
必ず以下の部
分を点検、確認してください
:
-
まず、自転車全体を洗浄してください。特に汚
れが激しい状態や泥の中などを走った後には
きちんと洗車すること
(
第
7
章第
3
項を参照
)
。
-
スポークを点検、清掃。
-
ホイール、リムの点検。摩耗や損傷がないこ
と、きちんと真円であることを確認。
-
タイヤの点検。損耗がないか、また異物の噛
み込みがないか。
-
フロントホイールのクイックリリースの損耗を
確認。
-
ギアセット及びサスペンションの損耗と、動作
を確認。
-
油圧ブレーキ機構の損耗、油脂の漏れ、動
作の確認。
本項に記載の作業はお客様ご自身でも携わることが可能です。
ほかの作業については、必ず販売店、若しくは有資格者が行ってください。
-
灯火
(
もし装着している場合
)
。
-
雨天などで濡れた後や、水での洗車後、ある
いは砂地などの走行後は必ずチェーン及び
スプロケットを潤滑
(
第
7
章第
3
項参照
)
。
• 300
～
500 Km
走行後
以下の各項についての損耗を点検すること
（もし交換が必要な場合は販売店に連絡して
ください）
:
-
チェーン
-
スプロケット
-
ギア歯
-
ホイール・リム
-
ブレーキディスク
-
チェーン、スプロケ及びギア歯の点検並びに
清掃を。
-
適切な油脂を用いて、チェーン及びスプロ
ケットの潤滑を行うこと
(
第
7
章第
3
項を参照
)
。
-
すべてのスクリューを正しいトルクで締結す
ること。
• 3,000 Km
走行後
以下の各部の点検を行ってください。
-
ハブ
-
ステアリングユニット
-
ペダル
-
ギアチェンジ関連及びブレーキ関連のケーブ
ル
(
テフロン製のカバーは油脂類などで汚れ
ないよう十分注意すること
).
以下の作業に関しては、自転車を販売店に持ち込
みましょう
:
-
部品の取り外し
-
点検
-
清掃
-
グリースアップ
(
潤滑
)
-
必要に応じた部品の交換
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