Renfert 1845 0000, Manual

Page: 233 / 266

ja
5.4.2 蒸気排出機能をオフにする：
圧力が完全に解放されるまで待ってから、スチーム排出機能をオフにします。
⇒
スチームボタンまたはON/OFFボタンを短く押す。
♦ 電磁弁が閉じています。
♦ 「加熱/運転準備完了」インジケータ（5、図12）が消灯しています。
♦ 本体がOFFになっています。
⇒
タンクキャップを開けます。
⇒ 本機が冷めてから、清掃やメンテナンスの作業を行ってください。
スチーム排出機能をオフにしたら、余熱で圧力タンクに再び圧力がかかるのを防ぐため、タンクキャッ
プを開けてください。
5.5 石灰化インジケーター
水道水で連続運転すると、圧力タンクに汚れが溜まり、水の硬度によってカル
シウムが沈殿します。これらは、圧力タンクの壁面に付着するか、破片が砕け
てタンクの底に沈殿します。
結果として、ヒーターのエネルギー効率が悪くなります。
塩を使ったソフトニングシステムでは、カルシウムとマグネシウムはイオン交
換体でナトリウムに交換されます。ナトリウム結合は圧力タンクの壁面には形
成されませんが、大部分は圧力タンク内に留まります。ここで、他の浮遊物質
と一緒になって水中に一種のスラッジを形成し、これが圧力タンクを汚染し、
石灰化インジケーターによっても検出されます。
そのため、ソフトニングシステムを使用した場合にも石灰化インジケーターが作動します。
この場合、圧力タンクを十分に洗浄する必要があります（6.3章を参照）。
圧力タンク内の石灰化が進むと、本機が検知します。石灰化が所定のレベルを超えると、次のようにシ
グナルが表示されます：
♦ 音響信号が鳴ります。
♦ 「石灰化状態」インジケーター（6）が点滅します。
⇒
週明けなど、次の機会に圧力タンクの洗浄／脱スケールを行ってください（6.3／6.4章参照）。
石灰化レベルは保存されません。その代わり、本機の電源を入れ、加熱するたびに再度決定されます。
圧力タンクの石灰化の進行とヒーティングシステムのエネルギー効率への影響は、さまざまなパラメー
タに依存し、石灰化インジケータで考慮できるものばかりではありません。
このため、石灰化インジケーターに関係なく、遅くとも3ヶ月に1度はスケール除去を行う必要がありま
す。
5.6 ハンドピースホルダーの交換
ハンドピースホルダー（9、図1）は、納品時に本体の右側に装
着されています。
必要に応じて本体の左側面にも取り付け可能です。
モディファイするには：
⇒
本機が冷却して減圧した状態でモディファイしてください。
⇒ 本機を主電源から外し、電源コードを抜きます
⇒
ハンドピースをハンドピースホルダーから外し、片側に置きま
す。
⇒
クレードル（50）を少し寄せて、前方および外側に引き出し
ます。
⇒
ホルダー基部のネジ（51）を緩め、ホルダー基部を取り外し
ます（TX20ドライバー）。
⇒ ハウジングの左側にあるカバーキャップ（52）を外します。
⇒
ホルダーベースをハウジングの左側面にネジ止めします。
⇒
クレードルをホルダーベースに挿入します（カチッと音がしま
す）。
⇒
ハウジング右側面の開口部をカバーキャップで塞ぎます。
⇒ ハンドピースホルダーにハンドピースをセットします。
⇒ 本機を再起動させます。
14 図
6
15 図
50
51
16 図
52
- 13 -