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<DRC1285>
Ja
日
本
語
操 作
2. Hot start 機能
ディスクがドライブ内にある状態でチェンジャーの電源を
切った場合、次にチェンジャーの電源を入れたときに、その
ディスクは元のスロットに自動返却するようになっています
(SCSI バスリセットでは、ディスクの自動返却は行いませ
ん)。
しかし、頻繁にアクセスされるディスクをドライブに置いた
ままにしておけば、電源を入れた直後からそのディスクは読
み出しが可能となります(Hot start)。
そこで、
「電源を入れた時にドライブ内のディスクを強制自
動返却しない」という仕様を選択できるようにしています。
ENT キーを押す
≠
|
キーを押して ON を選択する
≠
ENT キーを押す
≠
OFF を設定したときは
Hot start is prohibited
と
表示されます。
ご注意:
チェンジャー制御ソフトウェアが「強制的にディスクを返却
する」という仕様になっている場合、Hot start は機能しま
せん。
3. Auto eject 機能
ネットワーク環境では、大容量のチェンジャーはサーバに隣
接して設置され、ユーザー端末とは隔絶していることがあり
ます。
このような環境では、ユーザーがチェンジャー制御ソフト
ウェアを使い、チェンジャー内のディスクをメールスロット
に運ぶ指示を与えた場合、ユーザーはディスクを取り出しに
チェンジャーの設置場所へ行くことになります。そして、
ユーザーがチェンジャーの前に立つより先に、ディスクを載
せたメールスロットは開いてしまいます。
これでは、チェンジャーの近くにシステム管理者が常駐して
いるような場合を除くと、セキュリティなど無いも同然で
す。このことはハイパーマガジンのイジェクトでも同様で
す。
Auto eject機能をOFFにすることにより、メールスロット
のトレイ自動オープンやハイパーマガジンのオートイジェク
トに制限をかけ、一定レベルのセキュリティを保持すること
ができます。
ENT キーを押す
≠
\
キーを押して OFF を選択する
≠
ENT キーを押す
≠
ON を設定したときは
Auto eject is activated
と
表示されます。
Auto eject機能がOFFの状態で、ホストコンピュータから
の指示でメールスロットにディスクが運ばれても、メールス
ロットのトレイは自動オープンしません。
LCD には次のような表示が出ます。
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