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調理方法
間接式調理
グリル調理に 20 分以上を要したり、柔らかすぎて直
火では乾燥や焦げ付きが避けられなかったりする食
材には、間接式調理を行います。
•
骨付き肉
•
骨付き鶏肉片
•
魚(姿焼き)
•
柔らかい魚の切り身
•
ニワトリ1羽
•
七面鳥
•
リブ
また、厚みのある食材や、直火で最初に焼いたり焦げ
目をつけた骨付きの切り身にも、間接式調理法を使
用できます。
間接式調理法では、火元がグリルの両側、あるいは片
側にある状態になります。食材は、調理用焼き網の真
下に炭がない部分にのせます
(A)
。
放射熱と伝導熱が発生しますが、間接式調理ではあ
まり強くありません。ただし、グリルの蓋がきちんと閉
じている場合、対流熱という別の種類の熱が生成さ
れています。熱は上昇し、蓋とグリル内面上で反射し、
対流することで、食材を全方向からゆっくりと均一に
調理します。
対流熱は、放射熱や伝導熱のように食材の表面に焼
き色をつけることはしません。オーブンで調理するよ
うに、食材の中まで優しく調理します。
A
B
E
C
D
F
間接焼き用の炭の配置
1.
バーベキュー用ミットやグローブをつけます。
注記:グリルのハンドルとダンパーや通気孔ハンドルを含め、
グリルは高温になります。手の火傷を避けるため、バーベキ
ュー用ミットやグローブを装着してください。
2.
炭が完全に点火したら、長いトングで、炭が食材
の横に来るように配置します
(B)
。ハンドルとは異
なる側のボウル側面に炭を置きます
(C)
。ドリップ
パンを炭の間に置いて、肉汁や脂を受けることが
できます。
3.
調理用グレート(焼き網)を交換します。
4.
グリルに蓋をします。グリルに温度計が付いている
場合、温度計が直火にさらされないよう常に温度計
が炭の上に来ない位置に蓋を置いてください
(D)
。
5.
蓋ダンパーを開きます
(E)。
6.
約 10~15 分間、焼き網を予熱します。
7.
調理用グレート(焼き網)の予熱が完了したら、ス
テンレススチール製のグリルブラシを使って、調理
用焼き網を掃除します
(F)
。
注記:ステンレススチール製のグリルブラシを使用してくださ
い。焼き網あるいはブラシに抜けそうなワイヤーがある場合
は、ブラシを交換してください。
8.
蓋を開き、食材を焼き網に置いてください。
9.
グリルに蓋をします。推奨調理時間については、レ
シピを参照してください。
注記:調理中にグリルカバーを取り外す際、上方向にではなく
横方向に傾けて開けてください。上に持ち上げると吸引作用
を引き起こし、灰が食材についてしまうことがあります。
調理が終了したら……
蓋ダンパーと通気孔を閉じて、炭を消火します。
間接焼き用の炭の計算と追加
グリルの直径
ブリスケット練炭
ブリスケット練炭、
始めの 1 時間
(1サイドあたり)
ブリスケット練炭、
追加 1 時間ごと
(1サイドあたり)
47cm
15 ブリスケット練炭
7 ブリスケット練炭
57cm
20 ブリスケット練炭
7 ブリスケット練炭
67cm
30 ブリスケット練炭
8 ブリスケット練炭