調整マニュアル
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イントネーション調整
ロッキング・ナットのストリング・ストッパー・ボルト(Fig. 37)を緩め
ます。ブリッジ本体に収納されているイントネーション調整ボルト
(Fig. 38 H)を取り外し、サドル後部のネジ穴に締め込み、ボルトの
先端がブリッジ本体の壁に接触するまで締め込みます。サドル・ロッ
ク・ボルト(Fig. 35 C)を緩めて、イントネーション調整ボルトを回して
サドル位置を調整します。調整後は、チューニング時にサドルが前方
へ移動しないよう、サドル・ロック・ボルトを十分に締め、イントネー
ション調整ボルトをブリッジ本体に収めて下さい。
弦交換
ロッキング・ナットのストリング・ストッパー・ボルト(Fig. 37)を緩め、
糸巻で完全に弦を緩めてからブリッジ・サドルのストリング・ストッ
パー・ボルト(Fig. 38 G)を六角レンチで緩めて古い弦を取り外し
ます。 新しい弦はあらかじめニッパーなどでボール・エンド部を
(Fig. 39)のように切り落とし、切り落とした側をブリッジ・サドルに
挿入してストリング・ストッパー・ボルトをしっかり固定してから、糸巻
で弦を巻き上げます。チューニング後、トレモロ本体の取り付け角度
を確認してからロッキング・ナットのストリング・ストッパー・ボルトを
固定して完了です。
チューニング精度
最高のチューニング精度を得るためには、トレモロの左右エッジ部
に微量の注油を行うことも効果的です。
また、サドルと弦の接触する部分に微量の注油を行うことでアーミ
ング時の摩擦を軽減しチューニングの安定や弦の疲労(弦切れ)等
を防ぐことができます。
E
F
Fig. 36
Fig. 37
E
F
Fig. 36
Fig. 37
H
G
Fig. 38
Fig. 39
H
G
Fig. 38
Fig. 39
PrestageManual.indb 17
10/12/2007 3:49:45 PM