Fantic INTEGRA XTF1.5, Manual

Page: 51 / 116

バッテリーの使用限度について
バッテリーの残存量（使用可能時間
/
距離）は使い方やバッテリー自体の損耗度によって大きく変化します
(
おおむね
20
から
150 km
まで
) (
平均では、バッテ
リーの能力は
3-4
年で約
40
％ほど減少します
)
。 バッテリーの寿命に影響を影響を与える主な要因は
:
条件 関連性 バッテリー寿命への影響
ライダーや荷物の重量
* ライダーの体重や、荷物、装備しているアクセサリーなどの重
さが増えるほど、バッテリーの寿命は縮まります。
タイヤの空気圧
*
空気圧が低いほど、バッテリーの寿命は縮まります。
路面状況
** 泥や深い草、不整路面を走行するときは著しくバッテリーの寿
命が縮まります。スムースな路面では寿命が延びます。
上り坂
***
斜度が厳しくなるほど、バッテリーの寿命は縮まります。
ギア比
**
重いギア比（例：
4
または
5
）を使用すると寿命は減少し、軽い
ギア比（例：
1
または
2
）を使用すると寿命が延びます。
外気温
*
外気温が
0
°
C
以下になると、バッテリーの寿命は
15
％低下し
ます。
速度
***
速度上昇に比例して、バッテリーの寿命は縮まります。
風
**
風速が
15
㎞
/h
を超えると、バッテリーの寿命は目に見えて縮
まります。それ以下の場合は、ほぼ無視できるレベルです。
アシスト比の設定
**
アシスト力を高めるにしたがって、バッテリーの寿命は縮まり
ます
( “
クルーズ ” セッティングではより長く、 “ スポーツ ” セッ
ティングではより短い方向になります。
ゼロスタート
**
ストップ＆ゴーが多い状況では、バッテリーの寿命が縮まりま
す。自転車は、加速時は定常走行時のおおむね
3
倍のバッテ
リーを消費します。
*
=
関連性 小
**
=
関連性 中
***
=
関連性 大
EN
バイクに乗ってみよう
- USING YOUR BICYCLE
51
JPN