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操作
オートクリーニング機能
テープストリーマーからのクリーニング要求によるオートクリーニング機能
テープストリーマーは、クリーニングテープによる定期的なクリーニングが必要です。
オートクリーニング機能を有効にすると、テープストリーマーの読み書き中、読み書きのオペ
レーション時間が規定時間に達すると、読み書きが終わってカセットがビンに戻されたとき
に、DMS-B9が自動的にクリーニングテープを挿入してクリーニングを行います。
このため、
クリーニング直前のカセット移動コマンドの実行時間は、
クリーニング動作の分だ
け余分に時間がかかります。
◆ テープストリーマーのクリーニングについて詳しくは、
テープストリーマーのオペレーションマニュアル
をご覧ください。
この機能の ON/OFFは、ソフトウェアスイッチ(CSTM)のビット2 で行います。
ビット2 : (テープストリーマーからの要求によるオートクリーニングモードの設定)
0 : OFF
1 : ON
オートクリーニングモードが ONに設定されている場合、テープストリーマーの読み書き中、
読み書きのオペレーション時間が規定時間に達して、かつ読み書きが終わってカセットがビ
ンに戻されたときに、以下の動作が行われます。
1
クリーニングテープを自動的にテープストリーマーに挿入する。
2
クリーニングテープが排出されたら元のビンに戻す。
ご注意
•
クリーニングテープは、ソフトウェアスイッチで指定されたビンに入れてください。
•
本機能のON/OFFに関わりなく、テープストリーマーよりクリーニング要求が出されている
場合は、DMS-B9 の表示窓の最終桁に「* 1」のワーニングを表示します。
•
クリーニングしようとしたが、
クリーニングテープがビンになかった場合、
あるいはクリーニ
ングテープがあったが、クリーニングに失敗した場合 (クリーニングテープが最後まで使
用されていたときなど) は、ワーニング「* 1」を表示したまま、通常動作を続行します。
オートクリーニング機能の設定
オートクリーニング機能は、工場出荷時は OFFに設定されています。
設定のON/OFF、および、どのビンにクリーニングカセットを入れるかは、RS-232Cポートか
ら設定します。
1
ホストコンピューターの通信ソフトを以下のように設定し、DMS-B9後面のRS232C-1端
子とホストコンピューターをRS-232C ケーブル(クロス)で接続する。