21 (J)
スペシャルイジェクトオートクリーニング機能
テープストリーマーでテープへの Read/Write 実行中に、クリーニングテープを使ってテー
プストリーマーをクリーニングすることが必要なエラーが発生すると、テープをアンロードせ
ずに自動的にイジェクトし
(スペシャルイジェクト機能)
、
クリーニングテープでテープストリー
マーのクリーニングを実行します。
テープストリーマーがスペシャルイジェクト状態になると、テープを自動的にイジェクトし、指
定されたクリーニングテープを自動的に挿入します。
クリーニング終了後、
クリーニングテー
プを元のビンに戻し、さらに最初に入っていたテープをテープストリーマーに戻します。
ご注意
•
本機能を使用する際は、テープストリーマーのスペシャルイジェクト機能をONに設定して
ください。
◆ 詳しくは、テープストリーマーのオペレーションマニュアルをご覧ください。
•
スペシャルイジェクトオートクリーニング動作中に SCSIコマンドを受信すると、Request
Sense、Inquiryを除き、Check Condition で終了します。報告するエラーは Not Ready
(Sencekey:02、ASC:04、ASCQ:00)です。このため、一部のホストコンピューターのア
プリケーションプログラムではエラーとみなされることがあります。
•
クリーニングテープは、ソフトウェアスイッチで指定されたビンに入れてください。
スペシャルイジェクトオートクリーニング機能の設定
スペシャルイジェクトオートクリーニング機能は、工場出荷時は OFFに設定されています。
設定のON/OFF、および、どのビンにクリーニングカセットを入れるかは、RS-232Cポートか
ら設定します。
1
ホストコンピューターの通信ソフトを以下のように設定し、DMS-B9後面のRS232C-1端
子とホストコンピューターをRS-232C ケーブル(クロス)で接続する。
通信速度
9600bps
データビット
8ビット
パリティー
無し
ストップビット
1ビット
フロー制御
無し
2
本機のPOWERスイッチをONにする。
表示部に>IN USEが表示されるのを待ちます。
3
ホストコンピューターのReturn キーを押す。
>RUNNINGと表示されます。
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