空気駆動ガス昇圧圧縮機
8
インチ駆動AGシリーズ
• OM-12J
15
2.3
気体昇圧部
各装置に添付されたサイクル弁と気体搬送部の詳細組立図をご参照ください。各気体搬送部は冷却ジャケット付
きの気体バレル、高圧移動シール、リテイナー、および軸受付きのピストンユニットからできており、すべては流入
側および流出側逆止弁ユニットが付いているエンドキャップの内側にはいっています。
注意:コネクティングロッドについているシールは、気体部の一部です。各ロッドは二重シール構造になっていて、
少量の駆動空気の漏れを逃がすためのベントがついています。気体バレルの内側のチャンバー(気体ピストンの
後ろ)はフィルター付きのブリーザーにT字管で接続されています(標準モデル)。
気体搬送部にはいかなる種類の潤滑も使用しないで下さい。この部分は、低摩擦材料をシールおよび軸受に使
用して、乾燥状態で運転するように設計されています。
気体搬送部の寿命は供給気体の清浄度によります。このため、マイクロフィルターを気体流入口に設置すること
をお勧めします。水分を含んだ圧縮空気やその他の気体を搬送する場合、初期状態での露点は十分低いはずで
すので、昇圧機流出口圧力での結露は避けられます。空気圧縮機から空気源による油の持込が認められる場
合、特殊な複合型フィルターが必要になります。
可動部品の寿命に従って、不活性の微粉末が気体の流出側に含まれる可能性があります。高度な用途に対して
は、高圧流出配管に微細な粒子フィルターを設置して下さい。
2.3.1
圧縮比 (容積効率)(面積比と混同しないようにしてください。)
昇圧部の圧縮比は、流入圧力に対する流出圧力の比です。(計算には絶対圧を使用してください。)気体搬送部
は圧縮行程の最後に、最小すきま体積(死点容積)を持つように設計されます。ピストンの戻り(吸込)行程では、
すきま体積の流出圧力は再度膨張します。これにより、吸込行程で新たに入ってくることができる気体の量が減
ります。このため、容積効率は圧縮比の上昇により、極端に減少します。排出されない(再膨張した)気体がシリ
ンダーを完全に満たした場合、体積効率はゼロとなり、供給気体圧力と吸込行程の最後では同じになります。例:
死点容積が
4
%のシリンダーは、圧縮比が約
25
:
1
のとき、効率ゼロとなります。なぜならば、流入側逆止弁は吸
込行程のいかなる時点でも開かず、新しい気体を吸込めないからです。従って、高圧縮比が必要な用途では、2
段(
8AGT
)モデルを使用するか、2台以上の
8AGD
モデルを直列に接続をしようする方が好ましいことになります
。
ハスケル気体昇圧機の量産モデルは実験室で試験されています。この実験の結果、理想的な状態では、各段で
最高
40
:
1
までの圧縮比が可能であることが示されました。しかし、工業的な用途での製造条件のもとで充分な運
転を行うためには、圧縮比(一段につき)は
10
:
1
以下を推奨します。これより高い圧縮率(一段につき)の運転を
行っても、気体昇圧機を損傷することはありませんが、流出側の流量と効率は低くなるので、用途は小体積を圧
縮するもの(圧力計の試験など)に限られます。
2.3.2
冷却と排気システム
理論上、圧縮比が
3
:
1
より高いと、ほとんどの気体はシールの許容範囲より高い温度になります。実際には、圧
縮による熱は、比較的速度の遅い圧縮行程の間に、空冷の気体バレルと接している金属部品に逃げるため、各
部品は許容温度範囲内にとどまります。実験室での実験によると、圧縮比
5
:
1
と
10
:
1
の間で最高温度に達します
。また、駆動空気排気による冷却は、昇圧機が最高速度で運転しているときでも十分であることを示しています。
気体の許容できる排出温度は大気温度より
80°C
あまり高くなる可能性があります。
気体搬送部の効果的な冷却は、適正な運転温度かどうかによって、ピストンシール、軸受、固定シールの寿命に
大変重要な影響を与えます。駆動空気は排気行程で膨張し、温度の極度の低下をもたらします。この低温の排
気を、気体バレルの周囲の冷却バレルと、気体の流出管と段間の連絡管の周囲のプレナム冷却器のシェルに導
くことは、大変効果的な冷却方法です。
)
Содержание Haskel 8AGD-1
Страница 15: ...8 OM 12J 15 2 3 T 2 3 1 4 25 1 8AGT 8AGD 40 1 10 1 2 3 2 3 1 5 1 10 1 80 C...
Страница 16: ...8 OM 12J 16 1 8AGD 8AGT 2 8AGT 25mm 145 C...
Страница 18: ...8 OM 12J 18 3 5 1 2 2 3 4 4 1 1 bar 5 5 1 CV No 242 CV O...
Страница 19: ...8 OM 12J 19 IPA 50 50 5 2 5 2 1 5 2 2 3 O O 4 5 2 3 5 3 4 5...
Страница 24: ...8 OM 12J 24 O 5 7 8 5 7 9 6 6 1 6 2 70 bar 6 3...
Страница 25: ...8 OM 12J 25 6 4 6 5 6 5 1 bar 8AGD 5 15 5 8AGD 14 15 5 8AGD 30 17 2 8AGD 60 21 7 6 5 2 A A B B B 5 5 34 5 bar...
Страница 26: ...8 OM 12J 26 7 7 1 7 2 7 3 1 4 bar 5 2 O O O 9 5 5 5...
Страница 28: ...8 AG OM 12J 28 2 3 T 1 2 2 3 1 psi 0 4 25 1 0 2 8AGT 2 8AGD Haskel 40 1 10 1 2 3 2 3 1 5 1 10 1 150 F...
Страница 29: ...8 AG OM 12J 29 8AGD 8AGT 8AGD 1 2 1 1 8AGD 8AGT 2 2 1 2 2 2 8AGT...
Страница 31: ...8 AG OM 12J 31 3 5 1 2 2 3 4 4 1 15 psi 5 5 1 Loctite CV Blue 242 Loctite CV O...
Страница 32: ...8 AG OM 12J 32 Stoddard 50 50 5 2 5 2 1 4 5 2 2 3 O O 4 3 4 Pilot shaft end seal...
Страница 38: ...8 AG OM 12J 38 B 80 500 psi 7 7 1 7 2 7 3 20 psi 5 2 O O 9 5 5 6 O 6...
Страница 41: ...8 AG OM 12J 41 1 8AGD 8AGT 2 2 8AGT 1 300 F...
Страница 43: ...8 AG OM 12J 43 4 1 15 PSI 5 5 1 Loctite CV 242 Loctite CV O 50 50 5 2 5 2 1...
Страница 44: ...8 AG OM 12J 44 5 2 2 3 O O 4 5 2 3 5 5 2 3 1 O 2 2 1 6 30 5 2 4 5 2 1 5 2 3 3 4 5 6...
Страница 48: ...8 AG OM 12J 48 5 7 3 O 5 7 4 O O 5 7 5 O 5 7 6 5 1 5 7 7 O 5 7 8 5 7 9 6 6 1 6 2 1000 PSlG 6 3...
Страница 49: ...8 AG OM 12J 49 6 4 6 5 6 5 1 PSlG 8AGD 5 225 8AGD 14 225 8AGD 30 250 8AGD 60 315 6 5 2 A A B B B 80 500 PSI...
Страница 50: ...8 AG OM 12J 50 7 7 1 7 2 7 3 20 psi 5 2 O O 9 5 5 5 O 6...