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05/11 © Hagan Ski GesmbH, Andiesen 11, 4774 St.Marienkirchen, Austria / Art. Nr. TU055-H
日
本語
4.2 値の設定
• 表1のスキーヤーコードを決定します。最
初の欄で、スキーヤーの体重に当てはま
る箇所を探し、次にサイズを見つけます。
同じ行にない場合は、上位のコードを使
用してください。
• このコードはスキーヤータイプ1に当て
はまります。
-タイプ2のスキーヤーについては、一段
下げます。
- タイプ3のスキーヤーについては、二段
下げます。
• 50歳以上のスキーヤーについては、一段
戻します。
• スキーヤーのコードを決めたら、表2の欄
で当てはまるソールの長さを見つけます
(単位mm)。
• ブーツのソールの長さの欄とスキーヤー
のコードが交差するところが設定値にな
ります。
• その値に従い、トゥキャップとヒール自動
調整装置を調整します。
• 表の中で、コードとソールの長さが交差
する箇所が空白の場合、同列にある最も
近い値を選択してください。
• ビンディングが勝手に解放する場合、特
約店はスキーヤーの指示に従い調整する
ことができます。
• まず、ヒール部分の解放レベルを高くし
ます。引き続き、勝手に解放してしまう場
合のみ、トゥ側のねじれ傾斜値を高くしま
す。値は0.5ポイントずつ変えていってくだ
さい。
4.3. 試験装置を使い解放トルクを測
定する
取り付け、設定が正しく行われ、正常に機能
することが確認されたら、ビンディングを必
ずDIN-ISO11110 にのっとりスキービンディ
ング用の目盛り付試験装置でチェックしてく
ださい。
重要!必ず試験装置の製造メーカーの取扱
説明書の詳細に従ってください。
トリガーの調整設定値(単位Nm)が特定の
許容範囲内であるという表示を確認してく
ださい。
解放許容値
DIN-ISO11088にのっとり、± 15%の解放許
容値が認められます。表では、トリップ動作
設定点(調整表内のMy, Mz)の縦列の値が
これに当てはまります。測定値がこの許容
値の範囲内であれば、システムが解放され
ます。
重要!
最終調整後、機能装置に証明書を付けてお
客さまにお渡しください(手書きまたはプリ
ント)。
4.4 故障点検について
側面解放とヒール部分の設定が終了したら、
次の試験を実施してください。スキービンデ
ィング、スキー板、スキーブーツが目視検査
の基準を満たすかどうかの確認を行ってく
ださい。重要:中古のビンディングについて
は、目視検査を実施する前に汚れを落として
ください。ソールオペレーターとスキープレ
ートにはグリースを塗らないでください。
側面トリガーの機能試験について
側面の弾力性及び再設定試験(対称性)
スキーブーツのフロント部分に衝撃を与え
るために、スキー板を掌で圧迫します。トゥ
キャップが約10mmずれます。ブーツはすぐ
にスムーズに中心のスターティングポジショ
ンに戻らなければなりません。
システムが適切でない場合
A
センターに戻るのが遅い、または適切に
戻らない場合
• ブーツがDIN-ISO規格のものか確認して
ください。また、摩耗がひどくないかどう
かを確認してください。必要であれば新
しいブーツと交換してください。
• フロントソールホルダーの高さ調整を確
認し、必要であれば修正してください。
スキーブーツのトップが、フロントソール
ホルダーの中心に正しく設置されていな
い場合
• 圧力を確認し、必要であれば修正してく
ださい。
B
トリガーが非対称の場合
• トリガーが非対称のことがあります。解放
値が左右どちらかで許容範囲外になる場
合、プログラミングのエラーもしくは正し
いブーツが設置されていない可能性があ
ります。以下の点を確認してください。
• スキーブーツについて
- ISO規格に従っているか
- リテーニングエッジとソールに過度の摩
耗や損傷が見られない
- ブレーキポイントの半径が異ならない
• 調整可能トゥキャップについて
ポイント3.10で設定
• 圧力について
ポイント8.3で設定
C
フロントパーツのボルトまたはロック/ヒ
ールリフターがゆるい場合
• ネジが欠けていたり、すり減っていたり、
ゆるくなっていないか確認します。必要に
応じて交換、修理または接着してくださ
い。
すべてに問題がなければ、解放試験を再度
行ってください。
試験に再度失敗した場合、製造メーカーに
問い合わせることをお勧めします。
メンテナンス
haganが提供する品質保証の条件は、この
使用説明書の規定また警告とアドバイスを
よく読み、お守りいただいくことです。定期的
にまたは少なくとも毎冬期前に、専門店でビ
ンディングの性能と正しく設置されているか
を検査してください。スキー板とビンディン
グは取り付けられた状態で、凍結、高温多湿
を避け、乾燥した涼しい場所で保管してくだ
さい。汚れがひどい場合は、清潔な水で洗い
流してください。必要であれば、Hagan社が
認可するビンディング用グリースを使い、特
約店でグリース塗布を行ってください。.
ご質問および不明な点がございましたら、
お問い合わせください。
DIN/ISO13992(ツアー)およびDIN/
ISO9462(アルペン)準拠。ドイツ連邦共和
国ミュンヘンTÜV SÜD Product Service
GmbHにて認証済み。
ドイツ製
すべての操作や取り付け説明書に関しては
www.hagan-ski.com からPDFファイルをダ
ウンロードできます!
Hagan Ski GesmbH,
Andiesen11,
77 St.Marienkirchen, Austria,
+ 7711 1-0
製造番号 TU0553 / 06.2010
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