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いるため、レバーを急に放さないでくだ
さい。歯や顎を痛めたり傷つけたりしな
いように、レバーをゆっくり放します。
4. 1秒置いてから、訓練を繰り返します
(図4bおよび図4c)。
Load Scale(負荷スケール)上のActiveBand
の位置、繰り返しの回数、1日当たりの治療セ
ッションの回数、および治療時間の長さは、
患者様の状態、目標、および現在の筋力によ
ります。訓練計画については、患者様の状
態に基づいて、担当医が助言を行います。
例えば、筋力を上昇させるには、各セット
の間に1分間の休憩をはさんで30回の繰り返
しを5セット行う訓練を1日3回行う、3-5-30
のスケジュールを用いることができます。
筋力を維持するには((化学)放射線治療
中など)、10回の繰り返しを4セット行う訓練
を1日2回行う、集中度の低い2-4-10のスケジ
ュールを用いることができます。
多くの場合、これらの訓練は、TheraBite
の取扱説明書に記載されている受動的ス
トレッチ訓練と組み合わせて行われます。
注:
訓練の初期段階では軽い疲労感を覚
えることがありますが、過度に疲れないよう
に調整してください。過度の疲労感は、訓練
時間が長すぎるか、抵抗が強すぎることが
原因である場合があります。過度の疲労感
を覚える場合は、訓練をやめて休憩してく
ださい。必要に応じて、担当医に連絡を取
ってください。
抵抗が強すぎる状態や開口量が大きす
ぎる状態で訓練時間が長くなりすぎた場
合、関節に痛みが生じることもあります。こ
の場合、訓練の量、抵抗、開口量のすべて
またはいずれかを減らしてください。必要
に応じて、担当医に連絡を取ってください。
楽に30回繰り返せる抵抗で開始し、それか
ら、担当医の指導に従って、少しずつ抵抗
を高くします。
最小の訓練計画:
指示された訓練の日課を
楽に実行できる抵抗
最大の訓練計画:
同一のセットで訓練を実
行できる最大の抵抗
2.3 Exercise Log(訓練記録)の
使用
Exercise Log(訓練記録)を使用して、進歩
を記録・モニタリングします。記録の列には
以下のデータを書き込みます。
A: 日付
B: 抵抗
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