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1.4 装置の使用可能範囲
TheraBite ActiveBandは、顎を閉じる筋肉
を積極的に訓練するための補助製品です。
単独療法としても、受動運動訓練の補足と
しても使用できます。
筋力や弱くなった筋肉の持久力向上を
目的として使用でき、頭頸部癌患者様が
(化学)放射線治療中に筋力低下を予防す
るためにも使用できます。抵抗の度合いは、
約5N~60N(5Nは約0.5キロの抵抗)の範囲
で調整できます。
注:
Load Scale(負荷スケール)は、
Newton(ニュートン)(N)で測定される抵
抗の概算を単に示したもので、参照用でし
かありません。
1.5 警告
禁止事項
• ALS(筋萎縮性側索硬化症)や類似疾患
など、特定の神経筋疾患のある場合は、
臨床医に相談してからActiveBandを使
用してください。
• ActiveBandを使用した訓練中のどの時
点でも、激しい痛みを感じた場合は、訓
練を継続しないでください。製品の使用
を直ちに中止し、担当医に連絡してくだ
さい。
• 余分な力を入れたり、過度に努力しない
でください。それにより、顎の筋肉や顎
関節*(TMJ)の領域を痛めることがあり
ます。
*下部の顎(下顎)と頭蓋の側頭骨をつなぐ
関節。頭の両側の耳のすぐ前に位置する。
2. 取扱説明書
2.1 準備
各使用前に、装置に損傷がないか確認し
ます。損傷がある場合は、装置を使用しな
いでください。
Load Scale(負荷スケール)の貼付
(図2a-c)
1. Load Scale(負荷スケール)を貼り付け
る前に、Jaw Mobilizer(顎用モビライ
ザー)の表面が清潔で乾いていることを
確認します。
2. Load Scale(負荷スケール)の裏紙をは
がします(図2a)。
3. 図2bと図2cに示すように、Jaw Mobilizer
(顎用モビライザー)の底部にLoad
Scale(負荷スケール)を貼り付けます。
Summary of Contents for THERABITE ActiveBand
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