
(日本語)
2
JA
保証の限定/限定的救済手段
個々の製品パッケージの限定保証条項に明示されている場合を除き、
3M
は明示または黙示を問わず、商品性または特定の目的
への適合性に関する保証を含むがこれに限定されない、あらゆる種類の保証も負いかねます。
3M
食品衛生部門の製品に欠陥
があった場合、
3M
または取扱販売店で交換あるいは返品処理をいたします。対応は上記のみとさせていただきます。製品の欠陥
が疑われる場合は、判明した時点から
60
日以内にすみやかに
3M
に通知し、製品を
3M
に返送する必要があります。返品可否に
ついてはカスタマーサービスにお電話にてご連絡いただくか、お近くの3M食品衛生部門までお問い合わせください。
3M
の保証責任範囲
3M
は、直接的・間接的、特殊、偶発的または必然的を問わず、利益損失を含むがこれに限定されないあらゆる損失に対しての責
任を放棄します。いかなる場合においても、あらゆる法的理論に対しても、
3M
の保証責任範囲は、欠陥と認められた製品の購入
金額を超えることはありません。
保管と廃棄
最大の品質保持期限を確保するため、
2
~
8
℃(
36
~
47°F
)で保管してください。使用するまでバッグは開封しないでください。各バ
ッグには使用期限とロット番号が表示されています。使用後は、潜在的バイオハザードの可能性がある微生物が含まれる場合が
あります。廃棄に関しては現行の産業基準に従ってください。
使用方法
3M
クリーントレース水中遊離
ATP
測定用試薬を使用する前に、
3M™
クリーントレース
™ NG
ルミノメーターのスイッチが入り、
初期化されていることを確認してください。詳細については本製品に付属のマニュアルを参照してください。
1. 3M
クリーントレース水中遊離
ATP
測定用試薬を使用する前に、室温に少なくとも
10
分間置きます。
2.
測定を行う場所から液体サンプルを採取します。ステップ
3
~
6
については、サンプルごとに処理してください。このステップで
はサンプルをひとまとめにしないでください。
3.
サンプルを回転させて混ぜます。
3M
クリーントレース水中遊離
ATP
測定用試薬をホイルバッグから取り出します。試薬からサ
ンプルスティックを抜いて、測定を行う液体の中にサンプル採取リングを浸し、気泡が生じる場合はハンドル部分を軽く叩きま
す
[
図
2]
。液体からサンプルヘッドを速やかに取り出して、測定用試薬の中に注意しながら戻します。この時、ハンドルは、未使
用時と同じ位置になります。
4.
サンプルの処理を行うために、サンプルスティックのハンドルを上からしっかりと押し下げます
[
図
3]
。スティックのハンドルをチ
ューブに挿入し、完全に押し下げた状態でハンドルの上部とチューブの上部が同じ高さになるようにします。容器の上部をしっ
かりと持ち、サンプルと試薬を混合するため、少なくとも
5
秒間、素早く左右に振ります
[
図
4 ]
。
5. 3M
クリーントレース
NG
ルミノメーターのサンプルチャンバーを速やかに開け、
3M
クリーントレース水中遊離
ATP
測定用試
薬を挿入します。チャンバーのキャップを閉じて、測定ボタンを押します。
3M
クリーントレース測定用試薬より放出された光が
測定され、結果(単位:
RLU
)がディスプレイに表示されます
[
図
5]
。
3M
™
クリーントレース
™
水中遊離
ATP
測定用試薬を最適にお使いいただくために
推奨事項(してもいいこと)
非推奨事項(してはいけないこと)
3M
クリーントレース水中遊離
ATP
測定用試薬を反応させる
際は垂直に持ち、少なくとも
5
秒間左右に素早く振り、
3M
クリ
ーントレース
NG
ルミノメーターで速やかに読み取る。
容器を垂直にせずに反応させる。上下には振らないこと、また、
体温計のようには振らないこと。
25 mL
以上(径
>20 mm
)の容器を使用する。
サンプル用には試験管あるいは他の直径の小さい容器を使用
する。
複数のサンプルを測定する場合、
3M
クリーントレース水中遊
離
ATP
測定用試薬で
1
度に
1
個ずつサンプル採取、反応、測定を
行う。
全試薬を反応させた後に、
1
度に
1
個ずつ測定を行う。
測定を行う時は、
3M
クリーントレース
NG
ルミノメーターを垂
直にする。
3M
クリーントレース
NG
ルミノメーターを水平に持つか、作業
台の上に寝かせた状態で、
3M
クリーントレース水中遊離
ATP
測
定用試薬の測定を行う。
測定が完了したら必ず、最後に測定した
3M
クリーントレース
水中遊離
ATP
測定用試薬を
3M
クリーントレース
NG
ルミノメ
ーターのチャンバーから取り出す。
測定が完了しても、
3M
クリーントレース水中遊離
ATP
測定用試
薬をチャンバー内に放置する。
結果の解釈
検査では、サンプル中の非微生物性
ATP
の含有量を測定します。この検査の意図は、
3M
クリーントレース水中総
ATP
測定用試薬
の解釈を補助するためのガイドとして提供することです。この検査を行うことで、総
ATP
検査の結果と遊離
ATP
検査の結果の相対
レベルを比較して、総
ATP
の結果に含まれる微生物成分を見積もることができます。
冷却水あるいは工程用水に関しては、時間をかけて基準となる
RLU
値を獲得しておくと便利です。このベースライン値はその後の
異常値、季節性の変化、様々な処理方法に伴って発生する汚染パターンの識別に利用することができます。詳細については、
3M
食
品安全部門技術サービスまでお問い合わせください。