90
した状態は(
B
)です。
ハンドルとショックアブソーバーが
A = 12.7 mm
を超えて変形した場合は、使用しないでください。
スリーブの使用
を中止してください。
•
ロックレバー(
G
)がスムーズに動作するか検査し、ロックレバーを放すとロック位置に確実に戻るようにします。
•
カム(
L
)に摩耗がないか検査します。
カムが破損していないことを確認します。
•
ハンドルとショックアブソーバー(
D
)を垂直に立ててスリーブを直立させ、スリーブを上下に振って墜落に似た動作をすることで、カム(
L
)を検
査します。
カムが自由に回転することを確認します。
•
カム(
L
)を検査する際は、ハンドルとショックアブソーバー(
D
)を直立させた状態でスリーブを水平にし、スリーブの裏側を上にして(
Lad-Saf
X2
のラベルが表側に向くようにする)、平らな面に置きます。
カムがスリーブの上部まで完全に回転することを確認します。
•
回転サイドプレート(
C
)を後ろに引いてケーブルスロットを開けて、動作を検査します。
プレートが回転しないことを確認します。
ロックレバー
を回転させずにプレートが回転する場合(図
2
、
G
)は、スリーブの使用を中止してください。
5.4
検査ガイドライン
- LAD-SAF
™
垂直親綱シリーズ:
本セクションに記載の検査手順を実施する際は、
LAD-SAF
垂直親綱シリーズに付属の設置
手順書を参照してください(
3M
墜落防止用製品マニュアル
#5908282
または
#5903435
)。
システムの検査中は、別の墜落防止システムを使用する必要があります。
;
;
トップブラケット:
•
Lad-Saf™
垂直親綱シリーズの設置手順書、
3M
墜落防止用製品マニュアル
#5908282
または
#5903435
に従って、適切に設置されている
か検査します。
•
目に見える破損や腐食がないか確認します。
システムの強度と動作に影響を与える可能性のある亀裂、曲がり、摩耗がないか確認します。
溶
接部を検査します。
溶接部に、ブラケットの強度に影響を与える可能性のある亀裂や破損がないか確認します。
欠陥が見つかった場合は、部
品を交換してください。
•
トップブラケットを梯子に固定している締結部材(ボルト、クランププレート、
U
字形ボルト)に緩みや欠落がないか確認します。
それら締結部材
が緩んでいる場合は、必要に応じて、
Lad-Saf
垂直親綱シリーズに付属の設置手順書に記載されているトルクレベルまで締め直します。
•
トッププレートに変形がないかを検査します。
図
19
を参照してください。
A
の位置のすき間は
5 mm
以上であるものとします。
•
ケーブル端末の成形部(
B
)の大型ピンがトッププレートの内側に収まっていることを確認します。
•
ケーブル端末の成形部の小型ピンが所定の位置にあることを確認します。
•
スプリング(
C
)が所定の位置にあることを確認します。
•
シングルポイントアンカー(
D
)に亀裂や破損の跡がないか検査します。
締結部材のトルクを検査します。
ワッシャーのマークが容易に見て取れ
ることを確認します。
;
;
ボトムブラケット:
•
Lad-Saf™
垂直親綱シリーズの設置手順書、
3M
墜落防止用製品マニュアル
#5908282
または
#5903435
に従って、適切に設置されている
か検査します。
•
破損や腐食がないか確認します。
システムの強度と動作に影響を与える可能性のある亀裂、曲がり、摩耗がないか確認します。
欠陥が見つか
った場合は、部品を交換してください。
•
ボトムブラケットを梯子に固定している締結部材に緩みや欠落がないか確認します。
それら締結部材が緩んでいる場合は、必要に応じ
て、
Lad-Saf
垂直親綱シリーズに付属の設置手順書に記載されているトルクレベルまで締め直します。
•
テンションロッド組立部品を検査します。
特定のワイヤークリップがケーブルをしっかりと保持しているか確認します。
ワイヤークランプのトル
クを検査します。かかっているトルクが
47 Nm
であることを確認します。
欠陥が見つかった場合は、交換するか、締め直してください。
;
;
ケーブルガイド:
•
ケーブルガイドに破損がないか確認します。
黒いウレタン部分に摩耗や損傷がないか確認します。
ケーブルガイドがケーブルを押さえ、ケーブ
ルがはしごや構造物と接触しないようにしていることを確認します。
ケーブルガイドがケーブルに沿って約
6
~
12 m
の間隔で、あるいは必要に
応じてそれより短い間隔で取り付けられていることを確認します。
欠陥が見つかった場合は、部品を交換してください。
•
ケーブルガイドの締結部材を確認します。
それら締結部材がケーブルガイドを所定の位置に固定していることを確認します。
必要に応じて締
め直します。
;
;
ケーブルおよびケーブルの張り:
•
ケーブルに、腐食、ねじれ、破損など、ケーブルスリーブの強度に影響を及ぼし、ケーブル上での動作を妨げるものがないか検査します。
はしご
ケーブルに傷やよじれがある場合は、ケーブルの使用前に適任者が検査を行ってください。
はしごや構造物に摩耗の跡がないか検査します。
欠陥が見つかった場合は、ケーブルを交換してください。
•
適切な張りがあるか検査します。
溝がブラケットプレートの上に出ていることを確認します。
(図
17
、
E
を参照)。
テンションロッドを手で引き下
げられないことを確認します。
ケーブルがはしごや構造物と接触しない程度に張っていることを確認します。
必要に応じてケーブルを張り直します。
システムに張力をかけ過ぎないでください。
;
;
設置・サービスラベル:
•
設置・サービスラベルを確認します。
ラベルがしっかりと取り付けられ、記載内容をすべて読み取れる状態であることを確認します。
設置日、設
置者、システムの最大使用可能人数、システムの長さがラベルに明記されていることを確認します。
確認後、ラベルに検査日を記入します。
;
;
はしご/昇降用構造物:
•
Lad-Saf
™
垂直親綱シリーズが取り付けられているはしご/昇降用構造物を検査します。
構造物が良好な状態で固定されており、安全に昇降
できることを確認します。
構造物の状態に不安がある場合は、使用しないでください。
使用前に、取扱説明書を確認するか、その構造物に詳し
い担当者に相談してください。
5.5 RFID
タグ:
Lad-Saf
™
垂直親綱シリーズと
Lad-Saf
™
垂直親綱用
X2
着脱式スリーブには、
RFID
(
Radio Frequency Identification
)タグが付属しています
(図
2
、
N
、および図
11
、
11
を参照)。
RFID
タグを、手持ちの読み取り装置、ウェブベースのポータルと組み合わせて使用することで、墜落防止装置
の検査と在庫管理を簡略化し、記録を保存できます。
初めてご利用いただく場合は、
3M
安全衛生製品事業部までご連絡ください(裏表紙をご覧く
ださい)。ご登録済みの場合は、ハンドヘルド読み取り装置か
3M
のウェブポータルに表示される指示に従って、データをウェブログに転送してくださ
い。
Содержание DBI SALA LAD-SAF
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