89
ロックレバーは、右手でも左手でも操作できるよう、着脱式スリーブの両側に設置されています。
(図
7
を参照)
ステップ
3.
回転サイドプレート(
C
)を引き寄せます。
回転サイドプレートを引き寄せたら、ロックレバー(
G
)を放しても構いません。
カム
(
L
)が完全に開きます。
(図
8
を参照)
ステップ
4.
ハンドル(
D
)を直立するまで回します。
これで、ケーブルにスリーブを取り付ける時に、カム(
L
)が邪魔にならなくなります。
(図
9
を参照)
ステップ
5.
スリーブを立てて持ち、持ち上げながら、スリーブの側面にあるスロットにケーブル(
A
)をはめ込みます。
ケーブルがスリーブ
の溝部に収まるようにします。
ハンドル(
D
)、回転サイドプレート(
C
)、ロックレバー(
G
)を放して、ケーブルにスリーブをロッ
クします。
使用前に、ロックレバー(
G
)がロック位置に入っていることを確認します
(図
10
を参照)
3.4 LAD-SAF
™
垂直親綱用
X2
着脱式スリーブをハーネスに接続する:
;
;
スリーブのカラビナ(図
2
、
J
)を、はしご昇降用に指定されたフルハーネスのフロント
D
リング(図
1
、
G
)に接続します。
D
リングは、使用者の重
心に重なるよう、身体中央の胸骨付近に取り付けられています。
;
;
必ず、スリーブに付属のカラビナを使用してください。
他のコネクタ等で代用しないでください。
;
;
他の接続具を使ったり、ランヤード、チェーン、リンク、
U
字形金具などの器具を、スリーブに付属のカラビナと組み合わせたりしないでくださ
い。
;
;
スリーブとフルハーネスは、スリーブをケーブルに取り付ける前または取り付けた後に接続します。
;
;
接続するときは、カラビナゲートが完全に閉じてロックされていることを確認してください。
;
;
スリーブをケーブルとの間で着脱するときは、二次的な墜落防止用製品(例:ランヤード)を使用してください。
スリーブをケーブルに確実に
接続してから、二次的な墜落防止用製品を外してください。
;
Lad-Saf
™
垂直親綱用
X2
着脱式スリーブを、ワークポジショニング用器具として使用しないでください。
必要に応じて、適切なワークポジ
ショニング用器具を使用してください。
;
;
昇降中にスリーブの操作を行うと、作業者が墜落する危険性が生じます。
登る場合:
梯子を登る際は、常に(手足で)
3
点支持を維持しながら登ります。
LAD-SAF
™
垂直親綱用
X2
着脱式スリーブは作業者に追従します。
ケーブルを引っ張ると、ケーブルガイド(図
1
、
D
)からすぐに外れます。
ケーブルガイドを通過している間や、スリーブがロックしたときは、スリーブを操作
したり、ケーブルから取り外したりしないでください。
降りる場合:
梯子を降りる際は、常に(手足で)
3
点支持を維持しながら降ります。
LAD-SAF
™
垂直親綱用
X2
着脱式スリーブは、作業者が降りる際
の「ガイド」として機能します。
降りる際に通常の姿勢が崩れると(例:背側に大きく傾斜しながら、あるいは足元を探りながらジグザグに降りる)、スリ
ーブがケーブルをロックする場合があります。
スリーブがロックした場合は、少しだけ上に登ってスリーブのロックを解除してから、梯子を降り続けま
す。
ケーブルガイドを通過するごとに、キャリアケーブルをケーブルガイドに挟み込みます。
ケーブルガイドを通過している間や、スリーブがロックした
ときは、スリーブを操作したり、ケーブルから取り外したりしないでください。
昇降し終えたら、次の手順に従ってください(図
2
を参照)。
ステップ
1.
ロックレバー(
G
)を回して、スリーブをケーブルから取り外します。
ステップ
2.
サイドプレートを引き寄せ、ハンドル(
D
)が直立するまで回します。
ステップ
3.
スリーブをケーブルから取り外し、適切に保管します。
4.0
トレーニング
4.1
トレーニング
:
本製品の使用者および購入者は、本製品の正しい保守と使用(本書に記載)について、トレーニングを受ける必要があります。
本製品
の使用方法、操作特性、使用制限、不適切な使用による影響を十分に理解することは、本製品の使用者と購入者の責任です。
ステップ
1.
スリーブを指定のケーブルに取り付けます。
フロント
D
リング付きのフルハーネスを用意し、
Lad-Saf
™
垂直親綱用
X2
着脱
式スリーブに取り付けます。
ステップ
2.
梯子を約
0.9 m
登ります。
昇降用梯子に手足の両方が触れている状態で、座る動作をしながら膝をすばやく曲げて墜落と
同じ状態にし、スリーブを作動させます。
ステップ
3.
スリーブがロックされたら、梯子を上に登ってスリーブのロックを解除します。
ステップ
2
と
3
を数回繰り返して、スリーブの操
作に慣れるようにします。
ステップ
4.
構造物から地面に降り、
(ハーネスと)スリーブの接続を解除します。
ケーブルからスリーブを取り外します。
5.0
検査
5.1
頻度:
次のガイドラインで記載された部品については、図
2
を参照してください。
•
毎回ご使用になる前に:
フルハーネス、
Lad-Saf
™
垂直親綱用
X2
着脱
s
式スリーブ、
Lad-Saf™
垂直親綱シリーズの設置状態、構造を目視で
検査します。
セクション
5.3
または
5.4
に記載のガイドラインを参考に、接続する前に可能な限りシステムを確認します。
システムラベル(セクシ
ョン
8
)を確認して、
1
年以内に検査が実施されていることを確認します。
システムの状態に不安がある場合は、使用しないでください。
•
正式な定期検査:
Lad-Saf
™
垂直親綱用
X2
着脱式スリーブ、
Lad-Saf
™
垂直親綱シリーズの設置状態と構造は、
1
年に
1
回以上、またはシス
テムが設置されている構造物の指定の検査基準に従って、使用者以外の適任者が正式な検査を実施してください。
検査の詳細については、セ
クション
5.3
および
5.4
を参照してください。
本書の巻末に検査結果を記入します。
•
墜落の発生後:
Lad-Saf
™
垂直親シリーズの使用中に墜落が発生した場合は、使用者以外の適任者がシステム全体の正式な検査を実施する
ようにしてください。
Lad-Saf
システムの検査中は、別の墜落防止システムを使用する必要があります。
セクション
5.3
、
5.4
、
5.5
を参照してく
ださい。
本書の巻末にある検査・保守記録に、検査結果を記入します。
5.2
検査により、危険な状態や欠陥状態があることが明らかになった場合は、
Lad-Saf
™
垂直親綱用
X2
着脱式スリーブまたは
Lad-Saf
™
垂直親綱シ
リーズの使用を中止してください。
修理について指定のサービスセンターにお問い合わせいただくか、スリーブを廃棄してください。
指定外の業者
による修理は行わないでください。
本書の検査・保守記録に、検査結果を記入します。
5.3
検査ガイドライン
-LAD-SAF™
垂直親綱用着脱式スリーブ:
次のガイドラインで記載された部品については、図
2
を参照してください。
•
ハンドル、ショックアブソーバー、墜落インジケーター(
D
)に曲がり、亀裂、変形がないか検査します。
すべての締結部材がしっかり取り付けられて
いること。
ハンドルとカムが、自在かつスムーズに操作できること。
スプリングが固定され、ハンドルを引き下げる十分な強度があること。
ハンドル、ショックアブソーバー、墜落インジケーターは、墜落防止機能が作動すると変形します。
図
18
に、ハンドル、ショックアブソーバー、墜落
インジケーターの例を示します。墜落防止機能の作動履歴がない状態は(
A
)、ハンドルとショックアブソーバーの墜落防止機能が作動して変形
Содержание DBI SALA LAD-SAF
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