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REDHEAD™
インテグレーテッド・ベース・システム
この度は、
SWR® Redhead™
コンボ・ベース・アンプリファイアーをお買い上
げいただき、ありがとうございます。
SWR
の革新の伝統は、創始者
Steve W
.
Rabe
がベース・アンプのデザインに
まったく新しいコンセプトを採用した
184
年に始まります。当時は、多く
の
L
.
A
.のトップ・ベーシストがライブでもレコーディング・スタジオのプレイ
バック・モニターと同等の高品位なサウンドを求めはじめた時期で、
Rabe
氏は、スタジオ・ミキシング・コンソール並みの精度を備えながらあらゆる
トーンをダイアルできる柔軟性を備えたフルレンジでハイファイなベース・
システムを開発しました。「
SWR
サウンド」の誕生です。
オリジナル版の
Redhead
は
SWR
サウンドを象徴する、そしてベース・コンボ
全般の模範とも言えるモデルでした。
188
年に「究極の」スタジオ・レコー
ディング・アンプとして登場して以来、あらゆるベース・コンボのベンチマー
クとなり、ベース・アンプ史上最も模倣されたアンプの一つとなりました。
そのコンセプトは、今では当たり前に聞こえるかもしれません。数年前に発
表されていた
PB
-
200
™
とその後の
SM
-
400
™
フルレンジ・ハイブリッド・アン
プ(チューブ・プリアンプとソリッドステート・パワーセクション)はベース・
アンプ界に革命をもたらしており、スピーカー・エンクロージャーに
10
"
ド
ライバーとツイーター・ホーンを組み合わせた
Goliath™
スピーカー・キャビ
ネットはベーシストが表現できるトーンの幅を大幅に拡張していました。そ
れらをコンボ・モデルに融合させたら、どうなるか...結果は想像をはるかに
超えるもので、ベース界にこのコンボの評判が広がると、またたく間に世界
中の一流レコーディング・スタジオやコンサートのステージ上で定番の機材
となりました。その伝統は今日に至ります。
16
年には、
Redhead
はパワーの増強と新しい機能を備え、
Super
Redhead
としてアップデートされました。
2008
年、
SWR
は
Redhead
を
21
世
紀仕様に再度リニューアルしました。内部出力パワーは
350
から
400
ワット
に増強、オールチューブのダイレクト・ライン・アウト回路を追加(アウト
ボードのチューブ
DI
を必要としません)、スピーカーのパワー・ハンドリン
グ能力を改善、そして現代のベーシストが直面する課題をしなやかに解決
するコンプレッション回路を追加しました。
また、モデル名から「
Super
」が外されていることに気づかれるかもしれま
せん。理由はシンプルで、
Redhead
に「
Super
」という形容は、意味が重複
してしまうのです
!
我々は、
Redhead
が長年にわたって最前線でご活用いただける製品である
と確信しております。この度は、「
Stepping Up
」
— SWR
へのステップ・アッ
プをご選択いただきましたこと
—
に深く感謝いたします。
A . MUTE
(ミュート)
— Speaker Outputs {Q
/
R}
からの出力をディス
エーブルします。状態は、
LED
に示されます。
NOTE:
Mute
は、
Tuner Out {S}
、
FX Loop {T}
、
Tube DI {U}
アウトには影響を与えませ
ん。
B . INSTRUMENT INPUTS
(インストゥルメント・インプット)
—
使用
する楽器の種類とトーンの特徴に応じて、
Passive
(パッシブ)また
は
Active
(アクティブ)ジャックのいずれかを選択します。
•
PASSIVE
(パッシブ)
—
パッシブ回路のほとんどの楽器に
対応した、通常の感度を持った入力です。
Preamp Clip LED {C}
と
Power Amp Clip LED
{I}
のいずれも点滅していないにも関わらず
意図しない若干の歪みが生じる場合は、
Active
のインプットを使用
してください。
TIP:
最もピュアなチューブ・オーバードライブ・サウンドを得るに
は、楽器と
Passive Input
の間に外部プリアンプをインライン接続し
てください。外部プリアンプの出力をブーストし、
Preamp Clip LED
{C}
を確認しながらクリーンなゲイン設定を行ってください。プ
リアンプの
Gain
でコントロールされるステージとは異なり、最初の
プリアンプ・ゲイン・ステージはこの様に単独でオーバードライブ
させる用途を想定しているため、
Preamp Clip LED
は最初のプリアン
プ・ゲイン・ステージをモニターしません。
•
ACTIVE
(アクティブ)
—
プリアンプ内蔵のアクティブ型、
または高出力のパッシブ型の楽器でよりクリーンなレスポンスを得
られる、低感度の持ったインプットです。パッシブの楽器を接続す
ると、よりダークなトーンが得られます。
フロントパネル
Summary of Contents for Super Redhead
Page 1: ...REDHEAD INTEGRATED BASS SYSTEM...
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Page 42: ...42 Notes...
Page 43: ...43 Notes...