Otto Bock 1C20 ProSymes, Instructions For Use Manual, Page: 173 / 192

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4) 凹型プレートを持ち上げます。
5) 短い細目ネジを凹型プレートから外し、長い細目ネジを取付けます（画像参照
8）。
6) ワッシャーを短い細目ネジから外し、凹面側の長い細目ネジに上向きに取付けます。
7) 凹型プレートを取付けます（画像参照
9）。
8) 備考: ネジを軽く締めます。
2本の止めネジと皿頭ネジをしっかりと締めます。
9) まず、皿頭ネジを締めます（締付トルク値： 46 Nm ）
10) 2本の止めネジを締めます（締付トルク値： 6 Nm ）
11) スペーサープレートを凹型プレートに取付けると、ダウエルピンを皿頭ネジの頭部に固定す
ることができます。
5.2.2 ラミネーションアンカーの取り付け
> 必要な工具と材料：
710D4 トルクレンチ
1) ラミネーションアンカーの接している2本のアンカーアームを後方に配置し、その上に注意深
く細目ネジを取付けます。
2) ラミネーションアンカーの取付補助具を凹型プレートのガイド溝にカチッとはめ込みます。
3) 細目ネジを締めます（締付トルク値：
46 Nm ）
5.2.3 義肢足部の取り付け
> 必要な工具と材料：
743L200または743L300 L.A.S.A.R.（ラザー）アッセンブリ、711S4* ベンディングアイロン、
脱脂クリーナー（634A3 アセトンなど）、627B2=19 モノフィラメント粘着テープ
1) 足部を、差高に合わせてアライメント冶具に置きます。
2) 足部を外転させてアライメント冶具に固定します。
3) ラミネーションアンカーの中にソケットを置いて、アライメント調整を行います。
前額面で、足部の内側3分の1の線上に合わせてソケットを置きます。
矢状面で、ソケット後方端部が踵部から自然なラインになるように設置します。
4) ベンディングアイロン(ハッカー)で、ラミネーションアンカーアームを断端の形に沿うように
調整します（画像参照 10）。
5) ソケット遠位端部を粗く削ります。
6) 脱脂クリーナーでラミネーションアンカーをきれいにします。
7) 足部は乾燥しないよう包んでおいてください。
8) ジーゲルハルツとタルクを混ぜて補強剤（タルクパテ）をつくります。
9) 補強剤（以下タルクパテ）を、ラミネーションアンカー、ソケット、その他のあらゆる突起
部分に塗布します。
10) ソケットをラミネーションアンカーの上に置き、アライメント調整を行った後、タルクパテ
が固まるまで待ちます。
11) 義足をアライメント装置から取出します。
12) タルクパテをつくります。
13) タルクパテをアンカーアームに塗布して伸ばします（画像参照
11）。
14) タルクパテが固まるまで待ちます。
15) グラスファイバーで補強した粘着テープまたはセラキャストをアンカーアームに円状に巻き
つけて固定します。
5.2.4 フットシェルの取り付け
> 必要な工具と材料：
フットシェル、爪先挿入用フォーム、研磨剤
1) 爪先の空洞に合わせてフォームを削ります。
2)
オプション： フットシェルの近位部分をカットし、ソケットの形状に合わせて削ります。
3) フットシェルへの挿入は、前足部をスライドするように入れ、ヒールスプリングがフット
シェルの突起部にカチッとはまるように取付けます。