15
フロントパネル
フロントパネルの各種インジケーターは、次のステータス表示を行います。
1
STANDBY/ON
(スタンバイ/オン)インジケーター
- 2
色
LED
の発
光色でパワーの状態を示します。橙はスタンバイを、緑はオンを示します。
2
SIGNAL/LIMITER
(入力信号検知/リミッター/クリップ)インジ
ケーター
- 3
色
LED
の発光色で、次の通りチャンネルのステータスを示
します。
緑
-
インプットで信号が検知され、チャンネルが正しく動作しているこ
とを示します。
橙
-
リミッターの稼働時に点灯します。稼働条件は次の通りです。
•
信号がボルテージ・リミット・スレッショルドに到達した。スレッショ
ルドは、自動
VPL
(
Voltage Peak Limiter -
電圧ピーク・リミッター)
の設定に依存します。
•
出力が最大電流値に達した。
•
電源がレール電圧を維持できない。
赤
-
インプットまたは
DSP
においてチャンネルにクリッピングが生じて
いることを示します。
3
信号アッテネーター
-
インプット・チャンネル
1
と
2
用のアッテネー
ターです。設定レンジは、
-
∞
から
0 dB
です。
4
吸気口
-
換気に必要な空気の入り口となりますので、塞がないでくだ
さい。
1
2
3
4
リアパネル
1
IN 1/2
(バランス音声入力
1 & 2
)
- 3
ポール・ユーロブロック・コネ
クターのバランス・インプットです。リアパネルにポラリティとグラウ
ンドが記載されています。
2
IN 1/2
(アンバランス音声入力
1 & 2
)
- RCA
コネクターのアンバラ
ンス・インプットです。
CD
プレイヤーやビデオ・スクリーンの出力を接
続できます。
NOTE:
バランスとアンバランス・インプットはパラレル接続になってい
ますので、一度に使うインプットは一つのみとしてください。
3
SPEAKER L/R
(スピーカー・アウトプット
L & R
)
- 2
/
4
/
8
/
16
Ωの規定インピーダンスを持ったスピーカーをここに接続します。コネ
クターの規定最大電流はアンプのキャパシティを超える
41 Arms
です。
4 mm2
(
12 AWG
)までのケーブルを使用できます。低周波数のキャンセ
リングを防ぐために、正しいポラリティでご使用ください。
NOTE:
ブリッジモードの接続方法には対応しておりません。
4
GPIO/REMOTE
(
GPIO
/リモート)コネクター
-
外部コントロール
やステータス監視用の機器を接続するための
6
ポール・ユーロブロック・
コネクターです。詳細は、後述「セットアップとオペレーション」セクショ
ンをご参照ください。
5
USB
ポート
- DSP
プリセットをダウンロードする際の、外部
PC
と
の接続に使用します。詳細は、後述「
DSP
とマトリクスのコンフィギュレー
ション」セクションをご参照ください。接続には、付属の
Mini B
コネク
ター・ケーブルを使用します。
6
UTIL
(ユーティリティー)スイッチ
-
ボタンを押すと本体はファーム
ウェア・アップデートを行うためのアップデート・モードに入ります。アッ
プデート・モードに入るには、
USB
接続がなされていることが条件とな
ります。詳細は、オペレーション・マニュアルをご参照ください。
7
電源コネクター
-
付属の
IEC
電源コードをここに接続します。
LUCIA 120/2M
/
240/2M
のみ:
8
IN 3/4
(バランス音声入力
3 & 4
)
- 3
ポール・ユーロブロック・コネ
クターのバランス・インプットです。リアパネルにポラリティとグラウ
ンドが記載されています。
9
OUT 3/4
(マトリクス・ラインアウト
3 & 4
)
- 3
ポール・ユーロブロッ
ク・コネクターのバランス・アウトプットです。リアパネルにポラリティ
とグラウンドが記載されています。
1
8
3
5
7
4
9
6
2
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セットアップとオペレーション
自動スタンバイ/本体の起動
- LUCIA
アンプリファイアーは、電源オン
/オフ・スイッチを搭載しておりません。電源を本体に供給すると、本
体は自動的にオンになり、
20
分間入力信号が検知されないとスタンバイ・
モードに切り替わります。スタンバイ時には、いずれかのインプット・チャ
ンネルに指定スレッショルドを超える信号を入力すると、
2
秒で起動し
ます。デフォルトの設定は
-54 dBu
です。
GPIO
のコンフィギュレーション
- GPIO
機能のデフォルト設定は次の通
りです(
LUCIA
全モデル共通)。
ボリュームのリモート操作
-
デフォルトの状態における
GPI
の機能は出
力ボリュームの独立コントロールに割り当てられています。このコント
ロールは、フロントパネルのコントロールと直列に配置されています。
使用方法は
2
通りあります。
• 0
~
3.3 V
の出力を持つコントロール機器の
GPO
を
LUCIA
アンプリ
ファイアーの
GPI
に接続します。グラウンド接続は必須です。
•
下の図の通り、各チャンネルのボリューム・コントロール用ポテンショ
ンメーターを
GPIO
コネクターのピン
1
~
4
に配線します。
VCC
電圧
出力は
3.3 V
です。
アンプリファイアーのステータス出力
-
ピン
5
と
6
は内部リレーに接続
されており、アンプリファイアーの障害状況を出力します。アンプがオ
ンで正常に動作している状態ではリレーが閉じます。いずれかのチャン
ネルに障害が生じるか、パワーサプライがいずれかのチャンネルの正常
な動作を妨げる状況が生じると、リレーは開きます。
GPIO
のオプション・モード
-
マトリクス搭載モデルでは、ファームウェ
アに変更を加えることで他の
GPIO
機能を割り当てられます。詳細は、
オペレーション・マニュアルをご参照ください。
Individual volume control
R
R
Common volume control
R
DSP とマトリクスのコンフィギュ
レーション
(LUCIA 120/2M と 240/2M のみ)
LUCIA 120/2M
と
240/2M
は、
4x4
のミックス・マトリクスと、充実し
た
DSP
機能を搭載しています。このタイプのアンプリファイアーが使用
されるほとんどの使用用途において、設定は内蔵の機能で簡潔し、外部
ミキサーやプロセッサーを必要としません。また、多くの一般的な使用
用途では、追加の内部設定を必要とせずに、マトリクスと
DSP
をデフォ
ルトの設定のまま設置できます。
デフォルト・プリセット
-
マトリクスと
DSP
コンフィギュレーションの
デフォルト設定は次の通りです。
スピーカー
1
=
IN 1
、
GPI 1
(ならびにフロント・ノブ)によるボリュー
ム・アッテネーション・コントロール
スピーカー
2
=
IN 2
、
GPI 2
(ならびにフロント・ノブ)によるボリュー
ム・アッテネーション・コントロール
OUT 3
=
IN 1
(
-6 dB
)+
IN 2
(
-6 dB
)、
GPI 1
によるボリューム・アッ
テネーション・コントロール
OUT 4
=
IN 1
(
-6 dB
)+
IN 2
(
-6 dB
)、
GPI
によるボリューム・アッテ
ネーション・コントロールなし
ソフトウェアのダウンロードとインストール
-
コンフィギュレーション
用のソフトウェアは優れた操作性を特徴としており、様々なスピーカー
に最適化されたプリセットや、ダイナミクス処理の種類を選択できます。
ソフトウェアは、
www.labgruppen.com/support
からダウンロードでき
ます。ソフトウェアのインストール手順は、ダウンロードに含まれる書
類をご参照ください。
USB
接続
- LUCIA
アンプリファイアーは、ファームウェアのアップデー
トとプリセットのダウンロード用に
USB
ポートを装備しています。詳細
は、オペレーション・マニュアルをご参照ください。
カスタム・コンフィギュレーション
- LUCIA
のコンフィギュレーション
用ソフトウェアを使ったカスタム・コンフィギュレーション作成の詳細
は、オペレーション・マニュアルをご参照ください。
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