Effect Guide
300
053: Scratch
入力信号を録音し、モジュレーション・ソースを動かすことに
より再生するエフェクトです。ターンテーブルを使ったスク
ラッチのようなサウンドが得られます。
a: Scratch Source
b: Response
“Scratch Source”
では再生をコントロールするモジュレーショ
ン・ソースを選択します。このモジュレーション・ソースの値が
再生する場所(
Playback Position
)に対応しています。
“Response”
はモジュレーション・ソースに対する反応の速さを
設定します。
c: Envelope Select
c: Src
d: Threshold
“Envelope Select”
を
D-mod
にすると、
“Src”
で選んだモジュレー
ション・ソースによる値が
64
以上の間だけ録音します。
“Envelope Select”
を
Input
にすると、入力信号が
“Threshold”
レベ
ル以上の間だけ録音します。
録音時間は最大
2730msec
で、それを超えたときは先頭の方から
消去していきます。
e: Response
録音終了に対する反応の速さを設定します。フレーズやリズム・
パターンなどを録音するときは反応を遅く
(
値を小さく
)
、
1
音だ
け録音するような場合には速く
(
値を大きく
)
設定するとよいで
しょう。
f: Direct Mix
Always On
では常にダイレクト音を出力、
Always Off
では出力し
ません。
Cross Fade
に設定しておくと普段はダイレクト音を出力、スク
ラッチしている間だけダイレクト音をミュートします。
このパラメーターを効果的に使うには
“Wet/Dry”
を
Wet
にして
おきます。
a
Scratch
Source
Off...Tempo
再生をコントロールするモジュ
レーション・ソース
b
Response
0...100
Scratch Src
に対する反応の速さ
c
Envelope
Select
D-mod,
Input
録音の開始と終了をモジュレー
ション・ソースまたは入力信号
の音量でコントロールするかを
選択
Src
Off...Tempo
Envelope Select=D-mod
時の録
音をコントロールするモジュ
レーション・ソース
d
Threshold
0...100
Envelope Select=Input
時の録
音を開始するレベル
e
Response
0...100
録音終了に対する反応の速さ
f
Direct Mix
Always On,
Always Off,
Cross Fade
ダイレクト音のミックスの仕方
g
Wet/Dry
Dry, 1 : 99...
99 : 1, Wet
エフェクト音とダイレクト音の
バランス
Src
Off...Tempo
エフェクト・バランスのモジュ
レーション・ソース
Amt
–100...+100
エフェクト・バランスのモジュ
レーション量
Input
D-mod
Envelope Select
D
-mod
Envelope Control
Left
Right
Wet / Dry
Wet / Dry
Wet: Mono In - Mono Out / Dry: Stereo In - Stereo Out
+
Scratch
Direct
Mix
D
-mod
Rec Control
Scratch
+ Max
Zero
Scratch!
D
-mod
– Max
JS X
JS+Y
JS–Y
etc…
Zero
+ Max
Scratch Source
Recorded Sound
Scratch Source
Start
Playback Position
End
Содержание Krome
Страница 1: ...i 2 J パラメーター ガイ ド ...
Страница 120: ...Combinationモード 112 ...
Страница 214: ...Sequencerモード 206 ...
Страница 280: ...Effect Guide 272 ...