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ソングの録音
トラック
[TRACK]
を押すと、リズムトラックとしてトラック9と10が同時に選
レコード
ばれます。一番右側のLCDボタンを使って、トラック9、10の[REC(録
プレイ
音)]、[PLAY(再生)]、[OFF]を選びます。リズム音だけを録音したいとき
に使います。
FUNCTION
MIXER
BEAT
CONTRAST
DISPLAY HOLD
PAGE
EXIT
–
+
■トラック10は(場合によりトラック9
も)、伴奏スタイルのリズム音を録音す
るためにだけ使われ、鍵盤の手弾きパー
トの録音用には使えません。また、ハー
モニーや自動伴奏(ABC)の録音トラック
は決められていますので、ハーモニーや
自動伴奏を録音する場合には、それ以外
のトラックに鍵盤の手弾きパートを録音
する必要があります。
■自動伴奏(ABC)、スタイル、ハーモ
ニーをONにすると、自動的にシンク
ロスタートでの録音スタンバイ状態に
なります。
レコード
■リズムトラック(9と10)を[REC(録
音)]表示にすると、シンクロスタート
での録音スタンバイ状態になり、タイ
ミングをとるガイドとしてメトロノー
ムが鳴り出します。また、リズムト
プレイ
ラック(9と10)を[PLAY(再生)]表示に
レコード
して、その他のトラックを[REC(録
音)]表示にしたときも、同じようにメ
トロノームが鳴り出し、シンクロス
タートでの録音スタンバイ状態になり
ます。
4
演奏の準備をする
録音するトラックを選んだら、音色や伴奏スタイルを選択し、テンポ調
節やリバーブなど、演奏に必要な設定を行います。
5
録音をスタートする
シンクロスタートか
【START/STOP(スタート/ストップ)】
で録音を始めます。
(リ
ズム、ABC、またはハーモニーが録音状態にされると、シンクロスター
トが自動的にスタンバイされますが、解除することもできます。)
録音中は現在の小節位置がLCD画面に表示されます。
音のデータ以外にも実際には次のようなさまざまなデータが同時に録音
されています(演奏方法や設定のし方によって異なります)。
■自動伴奏(ABC)やハーモニーをON
にした状態で、トラック録音の画面を
開いた場合、自動的にそれぞれの録音
に必要なトラックが選ばれ、シンクロ
スタートでの録音スタンバイ状態にな
ります。
■演奏を間違えたときは、間違えたと
ころだけを録音し直すことができま
す。詳しくはパンチイン/アウト録音
(P88)を参照してください。
■バックアップのお勧め…
ある程度データを録音したら、別のソ
ングナンバーにコピーをとっておくこ
とをお勧めします(コピーの操作につい
ては111ページを参照してください)。
録音中に誤ってデータを消してしまっ
たときでも、バックアップがあれば安
心です。
トラック単位で個別に録音される内容
・ノート(音符)
・音色
・ボリューム(初期値は最大)
・エクスプレッションペダル(CVP-79のみ)
・パン
・ダンパーペダル
・ソフトペダル
・ソステヌートペダル
・リバーブデプス
・エフェクトデプス
ソング全体に録音される内容
・テンポ
・リバーブタイプ
・リバーブデプス
・エフェクトタイプ*
・伴奏スタイル
・イントロ
・メインA/B
・フィルイン
・エンディング
*エフェクトに関しては、最後に録音された
トラックのエフェクトが優先されます。
その他の録音内容
伴奏スタイルのデータについては、上記に示したもの以外に次の内容が記録されます。
・パート単位のボリューム
・モジュレーション
・ピッチベンド
・ピッチベンドセンシティビティ