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CVP-79/69/59の基礎理解
最初に、
この取扱説明書をお読みいただく上で知っておいていただきたいい
くつかの言葉を説明します。
また、
CVP-79/69/59の機能の全体構成を紹介し
ます。
CVP-79/69/59の基礎用語
伴奏スタイル:
自動伴奏を使うときに選ぶ音楽的な意味でのスタイルのことを"伴奏スタイル"と
呼びます。いろいろな伴奏スタイルが11個のグループに分かれて用意されてい
ます。パネル上の英語表記では"STYLE"となっています。この取扱説明書で
も、"伴奏スタイル"を省略して"スタイル"と表現する場合もあります。
モード:
ある機能を実行できる状態を意味します。たとえば、ソングの録音を行った
り、録音に関するいろいろな機能を使える状態を1つにまとめて、ソングレコー
ドモードと呼びます。
また、"種類"、"方式"という意味に使われる場合もあります。たとえば、デモ演奏
シングル
オール
で、1曲だけ演奏させる(=SINGLE)とか、全曲を続けて演奏させる(=ALL)とかの、
演奏のさせ方の方式を選ぶことを"演奏モードを選ぶ"という言い方をします。
初期:
工場出荷時には、CVP-79/69/59の持つさまざまな機能や設定値が標準値や標準
の状態に設定されています。これらの設定値や機能の状態を初期値、初期の設
定などと呼びます。各機能の初期値は、好みや目的に合わせて変更することが
できますが、バックアップ機能(P117)の設定によって、電源をOFFにしたあと
も変更した値を保持するか、初期値に戻すかを決めることができます。また、
"リコール機能"(P118)を使うといつでも初期値に戻すことができます。
基本画面:
電源をONにして、最初に表示される下記のLCD画面を意味します。
ポップアップ:
パネル上のさまざまなボタンを押すと、ある機能を使うための操作画面が表示
されますが、これらの画面の中には一時的に表示されるだけで、しばらくする
ともとの画面に戻るタイプのものがあります。このような画面を"ポップアップ
画面"、"ポップアップ表示された画面"などと呼びます。ポップアップ画面の表
示時間は初期値で約8秒ですが、P118のポップアップタイムでもっと長くした
ディスプレイホールド
り短くすることができます。また、
【DISPLAY HOLD(画面固定)】を押して、表
示させたままにすることもできます。
CVP-79/69/59の基礎理解