Stryker Crossfire 2, Manual, Page: 684 / 762

JA-680
火災・熱傷に関する警告
1.
本装置は、可燃性麻酔剤、可燃性ガス、または皮膚消毒剤やチンキ剤などの可燃液の
ある場所では使用しないでください。火災に対して常に十分な注意を払ってください。
2.
爆発の危険を防止するため、酸素富化空気中、亜酸化窒素（
N₂O
）を含む大気中、
またはその他の酸化性薬剤のある場所では本装置を使用しないでください。手術環境
下で、酸素が接続部から漏れていないことを確認してください。
3. RF
プローブなどの電気外科的構成部品には、通電すると高温になり発熱するものがあ
ります。発火を避けるため、すべての電気外科的装置を可燃性物質から遠ざけておい
てください。
4. Crossfire 2
コンソール、ハンドピース、またはフットスイッチのクリーニングと消毒に
可燃性薬剤を使用しないでください。
5.
火災の危険を防止するため、ご自分でコンソールのヒューズを交換しないでくださ
い。ヒューズの破損が疑われる場合は、コンソールを
Stryker
に返送して修理をご請求
ください。
電気的安全上の警告
1.
本装置は、該当する電気機器の安全性に関する
IEC
、
CEC
、
NEC
規格の要件をすべて満
たす手術室に設置してください。
2. Crossfire 2
システムの各コンポーネントは、併用して
1
つのシステムとして機能するよう
設計されています。必ず、本書に示す適切なフットスイッチ、ハンドピース、および
ディスポーザブルアタッチメントを使用してください。
3. Crossfire 2
システムに通電している間は、伝導および放射電界が、他の電気医療機器に
干渉を与える可能性があります。コンソールとその他の電気医療機器の間の距離はで
きるだけ離してください。
4.
電源コードは接地されているコンセントに接続してください。感電の危険を防止する
ため、延長コードやアダプタプラグは使用しないでください。
5.
危険な誘導電流の発生するおそれがありますので、ハンドピースのケーブルを金属体
に巻きつけないでください。
6.
ハンドピースケーブルのコネクタ、フットスイッチケーブルのコネクタ、コンソールの
差込口には、液体を近づけないでください。
7.
使用中に、
RF
およびシェイバーハンドピースから発生する電子的ノイズが心電図測定
に干渉する可能性があります。安定しない心電図測定値に対処する前に、まずシステ
ムの電源を切り、測定値がシステムノイズの結果でないか確認してください。
電気外科手術上の警告
1.
ご使用前に、電気外科用付属品に欠陥がないか点検してください。熱傷や感電の発生
するおそれがありますので、切断、破損していたりそれ以外の損傷が認められるケー
ブルや電極は使用しないでください。
2.
高周波電流の漏洩を防止するため、ケーブルは患者、電極、ケーブル、他の電気リー
ド線などと接触しないよう注意して配線してください。
3.
感電の危険を防止するため、手術台フレームや器具用テーブルなど、接地されている
金属製の物体や、高い接地キャパシタンスを持つ物質に患者が接触しないよう注意し
てください。この目的には、帯電防止シートの使用をお薦めします。