Mediroyal MR328 DYFEX FHP, Instructions Manual

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調整 ·
DYFEX®
スプリントは可鍛アルミニウムフレームおよびプラットフォーム製です。このた
め、スプリントは患者の症状にあわせて徐々に調整することができます。手首、指および親指
は丁寧に確認してください。フレームは亜最大範囲になるように、手で調整します。手首からは
じめ、指置台を調整して、最後に親指を調整します。手首部分はかなり安定する可能性がありま
す。スプリントは端ですぐに曲がる可能性があります。
328 MediRoyal DYFEX® FHP
の親指部分
は、外転させることはできません。親指の外転が必要な場合は、代わりに 329 MediRoyal
DYFEX® RHP
を使用します。
(
写真
B)
準備 · Velcro ストラップを開きます。指、親指および手首を スプリントに置きます。はじめに、
手首周りのストラップを閉じ、留め具を固定します。次に、指にストラップを取り付けます。尺
骨側から延びるストラップを、親指と人差し指の間の橈骨側に取り付けます。
このストラップを使用して、フレームから支えを強化し、患者を MCP （中手指節）袋上でより
正確に配置することが重要です。ストラップを締め付けすぎていないことを確認してください。
浮腫の原因となる場合があります。
(
写真
C)
浮袋の調整 · 患者をフレームに配置したら、袋を調整することができます。中に含まれるポンプ
には、
2
つの傾斜部があります。明色の方は排気用、暗色の方は空気を抜く用です。明色側の端
を、スプリント外の下部にある、下方バルブに挿入します。患者をフレームに寝かせます。ポン
プを稼働する前に、
MCP （中手指節）関節の位置を確認します。一度膨らませ、 MCP （中手指
節）関節の位置に慎重に合わせていきます。ポンプは通常、
1
、
2
回膨らませるだけで十分、適
切な支えになります。
袋を最初ポンプで膨らませた後、指袋で同じ作業を行います。バルブは、指置台の尺骨側にあ
ります。ポンプの明色側の傾斜部を挿入します。ポンプで
2
回膨らませ、指を延伸して、ＰＩＰ
（近位指節間）および ＤＩＰ （遠位指節間）湾曲を支えます。指が必要なだけ延伸したら、
MCP （中手指節）袋に戻ります。ポンプの明色側の傾斜部を外側の下部にあるバルブにもう一
度挿入します。
MCP
（中手指節）袋にもう
1
回ポンプで空気を送ります。指の動的延伸が
MCP
（中手指節）関節から正しく支えられていることが重要です。 MCP （中手指節）袋に空気を
送ったら、指袋にもう一度空気を送る必要がある場合があります。
指袋がいっぱいになったら、形状が凸状になります。これで、指の位置をサポートし、ＰＩＰ
（近位指節間）および ＤＩＰ （遠位指節間）湾曲を支えることができます。さらに大きな角度
で指を動的に延伸させたい場合は、両方の袋の空気を抜き、指置台をさらに延伸するように調
整してから、上から、また袋を膨らませます。
( 写真 D)
JP