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補正チャンネルの表示:
機能の詳細については、技術ハンドブックを参照してください。
設定
検知器を標準の設定から個別の設定に変更する場合は、検知器を赤外線ケー
ブル (品番:83 17 409)または E-Cal システムによって PC と通信させ、
「Dräger CC-Vision」ソフトウェアを使用して行います。PC ソフトウェア
「Dräger CC-Vision」は、こちらの URL から無料でダウンロードできます:
www.draeger.com/software
設定変更については、技術ハンドブックを参照してください。
下記の赤外線センサーをガス検知警報器に差し込むことができます。
DrägerSensor Dual IR Ex/CO
2
(注文ナンバー 6811960)
DrägerSensor IR Ex (注文ナンバー 6812180)
DrägerSensor IR CO
2
(注文ナンバー 6812190)
DrägerSensor Dual IR Ex/CO
2
ES (注文ナンバー 6851880)
DrägerSensor IR Ex ES (注文ナンバー 6851881)
DrägerSensor IR CO
2
ES (注文ナンバー 6851882)
簡易化のために、このドキュメントではガス一般について説明します (例:
IR Ex/CO
2
または IR Ex))相応の現存するすべてのセンサータイプのことで
す。
検知器の標準設定:
機能
ディスプレイ表示
ToxicTwins (X-am 5000 / 5600)
HCN+
CO H
2
補正 (X-am 5000 / 5600)
CO+
H
2
追加補正 (X-am 5600)
ch
4
+
注記
検知器の設定変更は、訓練を受けた認定者だけが行ってください。
Dräger X-am 5600
1)
バンプテストモード
2)
拡張バンプテスト
大気校正
2)
3)
オン
水素追加補正
4)
オン
動作信号
2) 5)
オン
カットオフ領域
オン
電源オフ
2)
可
H
2
追加補正を有効にすると、有効 XXS H
2
HC の爆発下限界ガス濃度が、有
効 DUAL IR Ex/CO
2
または IR Ex の爆発下限界ガス濃度に加算され、ディス
プレイの IR Ex 部に表示されます。測定ガス名部には、「+」記号が追加表示
されます。
カットオフ領域のオン・オフ ( 測定モード時のみ ):
カットオフ領域は、測定モードでは有効化され、校正モードでは常時無効化
されます。
測定モードでのカットオフ領域の有効化・無効化は、PC ソフトウェア
「Dräger CC-Vision」で設定できます。
LEL 係数
2)
–
ch
4
–
H
2
4.4 Vol% (4.4 Vol% が 100 %LEL に相当)
4.0 Vol% (4.0 Vol% が 100 %LEL に相当)
STEL
2) 6)
7)
(短時間ばく露限界値)
STEL 機能 - オフ
平均時間 = 15 分間
TWA
2) 7) 8)
(時間加重平均濃度)
TWA 機能 - オフ
平均時間 = 8 時間
A1 警報
9)
確認解除可 ( 非ラッチ型 )
濃度上昇予備警報
O
2
センサの場合の A1 警報
9)
確認解除不可 ( ラッチ型 ) 濃度下降主警報
A2 警報
9)
確認解除不可 ( ラッチ型 )
濃度上昇主警報
1)
X-am
®
は Dräger 社の登録商標です。
2)
ご要望に応じて、納品時にご希望の設定をお選びいただけます。設定確認・変更には、PC ソ
フトウェア 「Dräger CC-Vision」を使用します。
3)
大気校正 / ゼロ点調整は、赤外線センサーの CO
2
チャンネルと XXS O
3
によってサポートさ
れません。
4)
XXS H
2
HC と DUAL IR Ex/CO
2
または IR Ex の Ex チャンネルが有効になっている場合。
5)
検知器が正常に動作していることを一定間隔の点滅により表示します。動作信号が停止する
と、検知器の正常な動作が保証されません。
6)
STEL: 短時間 ( 通常 15 分間 ) のばく露平均濃度です。
7)
この機能に対応しているセンサでのみ使用可能です。
8)
TWA: 1 日 8 時間・週 40 時間の平常作業で、有害物質に連日繰り返しばく露しても、ほとん
どすべての労働者に健康上の悪影響が見られないとされる時間加重平均濃度です。
9)
A1 ・ A2 警報の確認解除可 ( 非ラッチ型 ) ・確認解除不可 ( ラッチ型 ) は、PC ソフトウェア
「Dräger CC-Vision」で設定できます。
10) 設定されたカットオフ領域は、ガス検知警報器で読み出し、有効化または無効化できます。
カットオフ領域は、測定モードで工場出荷時に有効化されています。校正モードでは、カッ
トオフ領域は常に無効化されています。
注記
あらかじめ設定した警報値は保持されるため、水素が存在する場合には、
IR Ex チャンネルの警報が早めに作動します。