計算方法 |
BSA 7xxx / 8xxx | 393
1 691 806 123
2017-06-23
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Beissbarth GmbH
i
ドイツでは、§ 29 StVZO準拠の安全点検 (SP) での減速率計
算にワンポイントの外挿が用いられます。
外挿の概算:
R
制動力 F は、ブレーキシリンダーで供給される圧力 p (軸制動
圧 Px) の線形関数です。
R
制動力は値 F
max
まで測定されます。
R
最大軸制動圧は p
max
です。
R
機械式ブレーキシリンダーを作動するための最低軸制動圧は
p
1
= 0.4 bar です。
p [bar]
F [N]
p
max
p
B
F
B
F
max
0
0.4
図 8:
ワンポイントの外挿での
測定された特性の外挿 (厚さ)
特性曲線 (3セット) により、計算圧力 p
B
に関連する力 F
B
を計算
することができます:
p - 0.4 bar
B
p
- 0.4 bar
max
x F
max
F
=
B
8.3.2
ツーポイントの外挿
i
ドイツでは、§ 29 StVZO準拠の一般点検 (HU) での減速率
計算にツーポイントの外挿が用いられます。
外挿の概算:
R
制動力 F は、ブレーキシリンダーで供給される圧力 p (軸制動
圧 Px) の線形関数です。
R
制動力は F
1
~ F
max
範囲で測定されます。
R
軸制動圧は p
1
~ p
max
範囲で測定されます。
p [bar]
F [N]
p
1
p
max
p
B
F
B
F
1
F
max
図 9:
ツーポイントの外挿での
測定された特性の外挿 (厚さ)
特性曲線傾き m から計算圧力 p
B
に関連する力 F
B
を計算するこ
とができます:
F
=
B
F
+ m (p - p
); m =
max
B
max
F
- F
max
1
p
- p
max
1
8.3.3
推測総減速率
全ホイール i の推測制動力 F
Bi
が既知である場合は、総減速率は
以下のように計算されます:
F
Bi
G
total
x 100 %
Z =
Z
推測総減速率(%)
F
Bi
ホイール i の推測制動力
G
total
車両の許容総重量
i
乗用車では、自重と許容総重量の違いはほとんど無関係です。
測定された制動力は、車両の許容総重量に換算することなく、得
ることができます。
ja