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アです。例えば:モーター回転速度の変化。
コマンド:
コマンド
機能
IN_NAME
記述名を入力します。
IN_SP_4
回転速度設定値を読み込みます。
IN_PV_4
回転速度の実際値を読み込みます。
OUT_SP_4 n
回転速度をnに設定します。
OUT_SP_42@n
エコ設定値でWD安全速度を設定します。
OUT_WD1@m
ウォッチングモード1:WD1イベントが発生すると撹拌機能が無効になり、メッセージPC1が表示されます。ウォ
ッチング時間は、その反応に応じてm(20...1500)秒に設定することができます。この指示は、ウォッチング機能
が起動してからウォッチングタイム内に送信するようにしてください。
インターフェースと出力
本製品は、
PC
と接続することにより、
RS 232
(
G
、
Fig. 2
参照)や
USB
(
H
、
Fig. 2
参照)を通じてラボラトリーソフトウェアの
labworld
soft
®
で操作できるようになります。
注記:
取扱説明およびソフトウェアに含まれるヘルプセクション
と合わせて、システム要件にもしたがってください。
USBポート:
ユニバーサルシリアルバス(USB)は機器とPCを繋ぐシリアル
バスシステムです。USB搭載機器を使用すると運転中でも相互
接続できます(ホットプラグ)。
接続されている機器及びそのプロパtぃは自動的に認識されま
す。USBインターフェイスはリモコン用の labworldsoft®と接続
しありファームウェアの更新にも使用できます。
USB機器のドライバー:
まずIKA機器用最新ドライバー(ダウンロード:
http://www.ika.com/ika/lws/download/usb-driver.zip.
)
をUSBインターフェイスからコピーしてセットアップファイルを
実行し、ドライバーをインストールしてください。次にIKA機器を
USBケーブルでPCと繋ぎます。
データ通信は仮想 COMPort経由で行われます。仮想 COMPort
の設定、コマンド構文、コマンドは RS 232インターフェイスの
節に説明されています。
シリアルインターフェースRS 232:
設定:
- 攪拌機と自動システム間のインターフェース接続の機能は
DIN 66 020 Part 1にしたがって、EIA(米国電子協会)の規格RS
232で規定された信号から選択されます。
- インターフェースの電気特性および信号状態の割当に対して
は、DIN 66 020 Part 1にしたがって、規格RS 232が適用されます。
- 伝送方式:非同期伝送(文字単位)
(調歩同期式)
- 通信方式:全二重
- 文字形式:調歩同期式のためのデータフォーマットに準拠し
た文字表示。スタートビット1ビット、情報7ビット(1文字分)/
パリティビット1ビット(偶数)、ストップビット1ビット。
- 通信速度:毎秒9600ビット
- データフロー制御:なし
- アクセス方式:攪拌機からコンピューターへのデータ転送は、
コンピューターの要求を受けてのみ実行されます。
コマンドの構文と形式:
コマンドセットには以下が適用されます。
- コマンドは通常コンピューター(マスター)から撹拌機(スレ
ーブ)に送信されます。
- 撹拌機はコンピューターの要求にのみ送信を行います。エラ
ーであっても撹拌機からコンピューターに自発的に送信され
ることはありません(自動化システム)。
- コマンドは大文字で送信されます。
- コマンドとパラメーター(連続パラメーターを含む)は、少な
くとも1つのスペースで区切る必要があります(コード: hex
0x20)。
- 各コマンド(パラメーターおよびデータを含む)と各応答は、
「Blank CR LF」で終了され(コード: hex 0x20 hex 0x0d hex
0x20 hex 0x0A)、最大80文字です。
- 数値の小数点はドットです(コード: hex 0x2E)。
上記の詳細は、NAMURワーキングパーティーの推奨事項(各
実験用制御装置におけるアナログおよびデジタル信号伝送の
電気用プラグ接続の設計に対するNAMURの推奨事項、改訂
1.1)と可能な限り一致しています。
NAMUR
コマンドとその他特定の
IKA
コマンドは、本製品と
PC
の間で送受信されるローレベルのコマンドとして、所定の端末
や通信プログラムからしか本体に直接送信することができま
せん。
IKA
ソフトウェアパッケージ、
labworld
soft
®
は、装置をコ
ントロールしてマイクロソフト
Windows
の下でデータ収集を行
ったり、グラフィック入力を行ったりするための専門ソフトウェ