付録
A
運用チェックシート
(設置・運用確認編)
35
J
設
置
環
境
8
□
内蔵
LTO2
ユニッ
ト(サーバ内蔵の
場合はサーバ本
体)の周囲はほこ
りの少ない環境で
すか?
内蔵
LTO2
ユニットは、データ記録面が装置内部で
露出するため、設置環境(特に塵埃)の影響を受け
やすい装置です。一般的に、床面に近いほど塵埃濃
度は高くなるので、机上など床面より離れた場所へ
の設置をお勧めします。
●
"
避けて頂きたい設置例
"
を参考に、よりほこり
の少ない環境に設置するよう配慮をお願い致しま
す。
[避けていただきたい設置例]
・ 装置を床に直置き
・ 人通りの多い場所
・ 開放されるドアや窓の近く。特に土埃や車の排気
ガス、などの外部の影響を受ける場所
・ 空気の取り込み口、吹き出し口の近く。
(空調、
エアコン、換気扇、などに注意)
・ タバコの煙の影響を受ける場所(装置が設置され
た部屋での喫煙禁止)
・ プリンタの近くでトナーの影響を受ける場所
・ コピー機、シュレッダー、
FAX
、など、紙を扱う
装置の近くで、紙の粉の影響を受ける場所
設置後、数か月でテープ投入口や周囲に塵埃が堆積
するような場合には設置場所を見直してください。
そ
の
他
9
□
内蔵
LTO2
ユニッ
ト(サーバ内蔵の
場合はサーバ本
体)の電源を切る
場合や再起動時に
は、データカート
リッジを取り出す
運用になっていま
すか?
一般にテープ装置は、テープ(
LTO
の場合はデータ
カートリッジ)取り出し時のみテープに管理情報の
書き込み処理を行う場合があります。このため、
テープ装置にテープを入れたまま電源を切断すると
管理情報が書き込まれない異常テープが生成され、
データリストア失敗などの問題に繋がります。
●テープ装置(サーバ本体)の電源を切るときは、
あらかじめテープ(
LTO
の場合はデータカートリッ
ジ)を取り出してから電源を切断してください。
10
□
バックアップ業務
には複数本のデー
タカートリッジを
用い、世代管理す
る運用になってい
ますか?(毎回同
じデータカート
リッジを使用する
運用になっていま
せんか?)
1巻のテープ(
LTO
の場合はデータカートリッジ)
でバックアップを繰り返すような運用では、バック
アップ失敗時に、一時的に重要なバックアップデー
タが無くなる状態になります。
●バックアップ業務には複数本のデータカートリッ
ジを用い、世代管理する運用にしてください。
分類
No.
チェック
チェック項目
解説/作業内容(●)