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バックアップ運用上の注意
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バックアップ運用上の注意
この章では、本製品のバックアップ運用上の注意事項について説明しています。
■ バックアップ後のデータカートリッジの排出について
データカートリッジを本製品内に入れたままにしないでください。データカートリッジは
使用する時間に応じて消耗しますので、傷みが早くなります。バックアップ運用直前に
データカートリッジを入れ、バックアップ運用が終了したらすぐにデータカートリッジを
取り出してください。
■ データの圧縮率について
データの圧縮率は、目安として
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倍程度としておりますが、データの内容により圧縮率は
変化します。ソフトウェアにより圧縮処理されたデータでは、本製品による圧縮効果は期
待できません。
■ バックアップ性能/容量について
次の要因により、バックアップ性能および
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巻あたりに記録できるバックアップ容量が変
化します。
・ ご使用されるデータカートリッジの記録面の状態(消耗、汚れなど)
・ 本製品のヘッドの汚れ状態
・ データの圧縮率
・ サーバの負荷状況
■ システム構築時の留意事項
同一データカートリッジ
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巻によるバックアップ運用では、バックアップに失敗した場
合、全データが失われる危険があります。複数のデータカートリッジによるバックアップ
運用を行うことにより、トラブル発生時の被害を最小限にできます。
例)曜日ごとのデータカートリッジを準備しバックアップ運用する。