96
8.3.
洗浄および消毒が可能なパーツ
使用可能な方法
X
可
O
不可
機械の洗浄
殺菌
&
消毒オートクレ
ーブ
134°
患者用バルブ
X
X
内側のバッグ
X
X
外側カバー
X
X
吸入バルブ
X
X
延長チューブ
X
X
シリコンフェースマスク
X
X
シリコンフェースマスク、サ
イズ
OA
X
0
酸素貯蔵バッグ
X
X
酸素貯蔵容器チューブ
X
0
8
.
4.
洗剤および化学消毒剤
材料の寿命低減を防ぐため、人工呼吸器の材料と互換性があるブランドのみを
使用してください。 希釈や露出の時間については、洗剤または化学消毒剤メー
カーの使用説明に従ってください。
注意
フェノールを含む薬品で本製品を洗浄しないでください。 フェノールによっ
て、材質の磨耗や劣化が早く発生したり、製品の寿命が短くなります。
残留した洗剤は人工呼吸器から直ちに除去してください。 残留した洗剤によ
って、磨耗が早くなったり、製品寿命が短くなることがあります。
一般的に以下の手順を推奨します。 上の表に従って、人工呼吸器のパーツに
適切な手法を選んでください。
8.5.
殺菌 / 消毒
地域の殺菌の基準と適用可能な方法の一覧に基づいて、加熱または化学薬品に
よる殺菌を選択します。
洗浄機 - 加熱-殺菌プログラム:
医療機器用の自動洗浄機には通常、加熱殺菌のプログラムサイクルが備わってい
ます。
オートクレーブ: 上記の表に従って、人工呼吸器のパーツ用に
134 °C
(273 °F)
に調整した標準のオートクレーブ装置を使用します。
標準の圧力で
134
度
10
分間、重力蒸気オートクレーブをフルサイクルで運転
して消毒した後、
30
分乾燥させます。
乾燥と冷却では、人工呼吸器を再度組み立てる前に、パーツを完全に乾燥/冷却
してください。
注記: 推奨された処理方法から逸脱した場合、それが適格かどうかはユーザーの
責任で判断してください。
Ambu
の製品テストでは、
30
回のオートクレーブ処理後も人工呼吸器が完全に機
能することが示されています。 本製品が完全な機能性を維持したままオートク
レーブ処理できる実際の回数は様々で、製品の使用、保管状況、摩耗や損耗に応
じて
30
回より多い可能性も少ない可能性もあります。 使用前、かならず機能テス
トを実行してください。