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応
用
編
基
本
編
は
じ
め
に
資
料
編
19
MIDI機能の設定
MIDIを利用するときには、目的に応じて設定しておかなけれ
ばならない項目がいくつかあります。
MIDIチャンネルを合わせる
(MIDI送信/受信チャンネルの設定)
MIDIデータは一部を除いて、1〜16のチャンネルを持ってい
ます。
MIDIデータを扱う場合、送信側と受信側でこのMIDIチャンネ
ルを合わせておく必要があります。
送信側からMIDIデータが送られてくると、受信側で設定され
ているチャンネルと一致するものだけを受け付け、異なる
チャンネルのデータは無視するようになっています。
また、特別にオムニ・オン (OMNI ON)という状態がありま
す。これはMIDIチャンネルに関係なく、受信したMIDIデータ
をすべて受け付ける状態です。
MIDI送信チャンネルの設定
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、C1〜D
2の鍵盤を
押すと、図のように送信チャンネルが設定されます。
C0
C1
C2
1
3 5 6 8 10 12 13 15
2
4
16
14
11
9
7
D
2
A-1
MIDI受信チャンネルの設定
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、C4〜E5の鍵盤を
押すと、図のように受信チャンネルが設定されます。
C4
C5
C6
C7
1
3 5
6 8 10 12 13 15
4
16
14
11
9
7
E5
OMNI ON
2
・ 電源をオンにしたときは、送信チャンネル=1、受信チャ
ンネル=オムニ・オンに設定されます。
ヤマハ・デジタルピアノの鍵盤と音源
の機能を切り離して使う
(ローカルコントロール・オフ)
ヤマハ・デジタルピアノをはじめシンセサイザーなどでも、鍵
盤を弾いて、内蔵されている音源で音を出すのが普通です。
ところが、ローカルコントロールをオフにすると、「鍵盤」と
「音源」が切り離され、鍵盤を弾いてもヤマハ・デジタルピアノ
からは音が出なくなります。一方、演奏情報はMIDI OUT端子
から出力されますので、ヤマハ・デジタルピアノ本体を鳴らさ
ずにMIDIで他の音源をコントロールしたいときに、オフにし
てください。
MIDI OUT
MIDI IN
ローカルコントロール・オフ
音源モジュール
ヤマハ・デジタルピアノ
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、ピアノ
(PIANO)
ボ
タンを押すごとに、オン/オフが切り換わります。
「
操作中は、ローカルコントロール=オフでピアノボタン
のランプが点灯、ローカルコントロール=オンで消灯し
ます。
・ 電源をオンにしたときは、ローカルコントロール=オンに
設定されます。
MIDIによる音色ナンバーの変更
(プログラムチェンジ)
MIDIを使って送信側の機器から受信側の機器の音色ナンバー
を切り換えることができます。これをプログラムチェンジと
いいます。
いろいろなMIDIシステムを組んでいくと、このプログラム
チェンジのデータの送受信ができたほうが便利な場合と、で
きないほうが便利な場合とがあります。
プログラムチェンジをオフにすると、プログラムチェンジの
情報を送受信しなくなります。
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、エレクトリックピ
アノ1
(E. PIANO 1)ボタンを押すごとに、オン/オフが切り換
わります。
「
操作中は、プログラムチェンジ=オフでエレクトリック
ピアノ1ボタンのランプが点灯、プログラムチェンジ=
オンで消灯します。
・ 電源をオンにしたときは、プログラムチェンジ=オンに設
定されます。
コントロールチェンジについて
MIDIではペダルやボリュームなど、いろいろなデータの送受
信も行えます。これらはコントロールチェンジとしてまとめ
て扱われます。
コントロールチェンジをオフにすると、コントロールチェン
ジの情報を送受信しなくなります。
MIDI/トランスポーズボタンを押しながら、エレクトリックピ
アノ2
(E. PIANO 2)ボタンを押すごとに、オン/オフが切り換
わります。
「
操作中は、コントロールチェンジ=オフでエレクトリッ
クピアノ2ボタンのランプが点灯、コントロールチェン
ジ=オンで消灯します。
・ ヤマハ・デジタルピアノがコントロールチェンジとして扱
える情報は、21ページに詳しくまとめてあります。
・ 電源をオンにしたときは、コントロールチェンジ=オンに
設定されます。