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UPCH400, UPCH800
(110V)
UPCH1600 (110V)
UPCH4002, UPCH8002
(220V)
UPCH16002 (220V)
III. 組み立てと製品分解図
全てのUPCH400,UPCH800,UPCH1600は組み立てた状態で出荷され
ます。
注: 使用する前に、コンパートメントの中にあるテープ、タグ、書類などを取
り除いてください。
UPCS400図
UPCH1600ドア図
デジタル温度計
UPCH1600ドア
UPCH1600 ヒータ
ー、110V または220Vドア
ナイロンウォッ
シャー、5個
ナイロン蝶ね
じ、5個
白いド
アガス
ケット
ヒンジピン
ドアラッチ
温度計ソケット
温度計
ACインレッ
ト開口部
蝶ねじ
ヒーター
ACインレット
ドアヒン
ジナ
ックル
ヒンジピン
IV.
取扱方法
注:
このユニットは、事前に温めたフードを保管するように設計されています。フ
ードの予備加熱または再加熱にこのユニットを使用することはできません。
警告!
濡れたり湿っている状態で使用しないでください。安全に関する注意と
警告、セクションⅡをご覧ください。
1. ユニットを、
100-120 VAC (UPCH400/800/1600モデル)
または
200-
230VAC (UPCH4002/8002/16002モデル)
、
50/60 HZ
の主電源につなぎ
ます。各ドアの内側についている製品ラベルに、電源に関するインフォメ
ーションが明記されています(下記のラベルサンプル参照)。
2.
UPCH400
および
UPCH800
モデルでは、電源がオンになっていると加熱ド
アの前面についているライトが赤く点灯します。ユニットに電源スイッチ
はありません。プラグを電源コンセントに差し込むと、ユニットは自動的に
オンになります。
UPCH1600
では加熱ドア前面についている電源スイッチ
の切換えでユニットをオン/オフし、オンになっているとスイッチが赤く
点灯します。ヒーター作動中は、そのスイッチがアンバー色になっていま
す。ヒーターは工場設定温度に達するまでオンの状態で、設定温度に達す
るとオフになります。注:ユニット使用中は、工場設定温度を保持するため
に、必要に応じてスイッチがオン/オフ自動的に切り換わります。
3. 食品を入れる前に、コンパートメントが空の状態でドアを閉めて45分間
予備加熱をして下さい。ドア内側の温度計が65˚Cになったら、ホットフー
ドが入ったフードパンをキャリアーまたはカートに入れて、ドアをしっか
り閉めてください。注: 金属製フードパンまたはシートパンは、プラスチッ
クレールにのせる前に121˚Cまで冷ましてください。
4. ホットフードが入ったキャリアー/カートを動かすときは、動かす前に電源
コードを抜き、キャリアーまたはカートの側面についているコードストラ
ップに固定してください。保温ユニットは、電源から抜いた状態で、ホット
フードを熱い状態で4時間以上保持します。※注
5. 必要な場合は、ドアについているポップベントを開けて湿気を出してくだ
さい
(UPCH400とUPCH800ドアのみ)
。しっかり掴んでカチッという音がす
るまで外側に引っ張ってください。ベントを閉めるには、カチッという音が
するまで押し込みます。
UPCH1600
にはパッシブベントがついています。
※注 深さ10cmのグリップリッドR付Hパンに、88℃のお湯を約14L入
れ、ドア閉めた庫内の中に保管したテスト結果。4時間後の水温は84℃。
注意:感電の危険!
過昇防止サーモスタットをリセットする前に、電源コードをコンセントから
抜いてください。リセットボタンを押すときは、必ず「非金属」の工具を使
ってください。サーモスタットを直結したり改造しないで下さい。
1.
電源コードを電源コンセントから抜き、電源コードのもう一方の末端をヒ
ーターから抜いてください。
2.
ユニットのドアを開け、ヒーターをドアの内側表面にしっかり押えた状態
で、5個のつまみねじとウォッシャーを外してください。この操作は、ユニッ
トからドアを取り外すか、または別の人にヒーターを押えてもらった状態
で行うこともできます。
3.
ヒーターを安定した表面に金属部分が下になるように置いたら、
RESET
の
ラベルがついている小さい穴を探してください
(
注:
RESET
ラベルがついて
いない場合もあります
)
。
4.
硬いプラスチック製の混ぜ棒のような、非金属で先端が小さい円形になっ
ているものを穴の中に入れ、過昇防止サーモスタットのボタンを、下図の
要領で押してください。
5.
ボタンを押すために使った棒を穴から取り出し、ヒーターをドアに戻して
ウォッシャーとねじでしっかり締めます。
6.
電源コードをまずドアの
前面に、そして反対側を
電源コンセントに差し込
んでください。ヒーターの
スイッチをオンにし
(必要な場合)、通常の温度ま
で加熱することを確認し
てください。
注
:
注:ドアヒーターは通常の運転では「コントロールサーモスタット」によっ
て自動的に制御されています。コントロールサーモスタットが故障すると、
内部の温度が上昇し、プラスチックに損傷を与えることがあります。手動で
リセットできる過昇防止サーモスタットは90.6℃に設定されてヒーター回
路に組み込まれています。この装置はユニット内の温度過昇時にヒーター
の電源を切ります。運転を再開するには温度が85℃以下になってから過
昇防止サーモスタットのボタンを押さなければなりません。
送風機の故障や温度が87.8℃以上のフードパンを入れた場合などにも、
過昇防止サーモスタットが作動することがあります。
注
:
過昇防止サーモスタットをリセットした後で、送風機が正常に動作し、
温度が85℃以上にならにことを確認してください。送風機が正常に動作
しない場合は、ユニットの内部温度が設定温度に達すると過昇防止サー
モスタットが再び作動します。過昇防止サーモスタットの作動の原因が、
コントロールサーモスタットが上限温度を76.7℃に制御できなかったと
いうことであれば、庫内温度が設定温度に達すると過昇防止サーモスタ
ットが再び作動します。リセットボタンを押してもヒーターが入らない場
合は、リセットをもう一度行ってください。加熱後にさどうしなくなる状態
が継続する場合は、決してサーモスタットを直結したり改造しないで、
キャンブロ代理店まえご連絡下さい。
説明:
この取扱説明は上限を手動でリセットできる上限サーモスタットが付い
たドアヒーター用です。該当するドアヒーターには、加熱ユニットのカバ
ーにリセット用の穴があいていて、穴の近くに
RESET
というラベルが貼っ
てあります。
UPCH
ヒーターのリセット方法